Tulips-rfs（筑波大学附属図書館研究開発室による機関リポジトリ横断検索システム）公開・・・・・・を、Digital Repository FederationのＭＬで知る（死）

こんなん公開されてた：http://rfs.tulips.tsukuba.ac.jp/openlink/
愛称と言うか略称は「Tulips-rfs」らしい（ＤＲＦメーリングリスト典拠）。

国立情報学研究所の「http://juniiplus.csc.nii.ac.jp/」同様、収録対象となっている機関リポジトリ内のレコードの横断検索ができるという代物らしいのだが（収録対象とかはhttp://rfs.tulips.tsukuba.ac.jp/openlink/help_search_ja.html参照）、Junii＋と違ってTulips-rfsの方は一致検索ができない様子（爆）
おかげさまで検索結果を楽しんだり、予想外の結果から新たな知見を得たりすることはできそうだが、特定の文献を探すのにはめちゃめちゃ不向きっぽい（苦笑）
検索語も、いくつ入力してもOR検索になるらしいし（つまり検索結果の絞りこみは出来ない）。
完全に面白がって作ったろ、これ。
まあでもそういうセンスは嫌いじゃない。
楽しいことは良いことだ。

ちなみに、検索インタフェースのページの存在が外部に知らされたのは最近のようだが、このシステム自体はずいぶんと前から例のTulips-Linker（はいはいTulips-Linker、Tulips-Linker - かたつむりは電子図書館の夢をみるか参照）の裏で動いていた。
前っから「なんだろう、この使えない連想検索・・・」とは思ってたんだが（笑）
独自開発しとったんかい附属図書館研究開発室。
ぶっちゃけJunii＋の一致検索の結果につなげてくれた方が・・・ああ、でもそれだとゼロヒット連発になるのか・・・いやいやいや。

そしてこれの開発に携わった宇陀則彦先生の方針でもあるのか、例の如く図書館トップページにはお知らせなどは一切なし（爆）
機関リポジトリページに行けばあるんだが（5/27付のニュースで公開）・・・
先生ー、確かに図書館のお知らせがトップページにだらだらあるのも見苦しいけど、やっぱ重要なお知らせくらいはトップページにさらそうよ。
なんで筑波大学の構成員が、他大学向けに配送したメーリングリスト見て存在に気付かないといけないんですかorz
「面白いものつくれば勝手に客はつく」なんてことは最低限の周知してから言うべきことだから。
マジで広報力が一欠けらもないその性質は一刻も早く改善するべきだと思う・・・

5/31 2:37a.m追記

今、確認したら附属図書館のお知らせページにも横断検索のお知らせが5/29付で掲載されていた。
まあ２日のずれなら許容範囲か・・・お知らせが目立たないのは仕様だし・・・