かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

図書館と携帯電話-携帯文化に毒されすぎ?


クラス連絡会*1で「図書館の電波状況悪いからDocomoとかに言ってアンテナ立ててもらえませんか」という要望が思った以上に(主に先生方から)反論を受けてびっくりした。
教室の電波状況については「授業中に携帯いじってる奴がいる!」みたいな反論を食らうのは予想していたが、図書館についてもここまで食らうか・・・
「通話時などは外に出るよう学生への呼びかけは徹底する」とは一応言ったんだが。
「緊急の電話がかかってくるとき等は図書館にいないで電波のよい外にいろ」とは、いやまあ正論っちゃあ正論なんだが。


うーん、自分で思った以上に自分は携帯電話がある生活に慣れ切っているのか??
圏外とか正直怖くてたまらないのだが。
どんな緊急の用件(まあ大抵は言うほど緊急ではない)が入ってくるかわからないと思うと不安でそわそわしてしまう。
インターネットが使えないときなども同様だが。
即レス至上主義なので、ちょっとでも相手を待たせると「うわー」ってなる。
てっきり皆そんなもんかと思ってたんだが・・・完全に勘違いだったわけだ・・・健康上の理由以外で携帯の電波が入ることすら嫌がる人もいるんすね日本・・・
高校時代は携帯電話なんかなくても困らなかったのに、思えば自分もすっかり携帯文化に毒されてしまったのだなー。


・・・まあその毒が抜けることはないわけだが。
やっぱ図書館で電波通じないのは不便だよー。
「甘ったれ」と言わば言え、甘ったれの我侭に応えるサービスを提供するために世の中はどんどん便利になってきたんだー(それはさすがに言いすぎです)。




あ、あと電磁波の問題についても指摘があったが、こちらは確かに学生の心情に配慮すべきかとは思う。
皆が皆「便利さのためなら多少の健康上の被害など厭わぬ!」みたいなmin2-flyのような人物だったら別かもしれんが、そんな世界は俺自身が嫌だ*2
でもこんだけPC散乱してて、携帯電話を側頭部に押し付けて通話してて、ある意味電波な友人とかが氾濫してることを思うと多少の電磁波への配慮がどれだけの意味を持つのか疑問でもあるが・・・アンテナって特別強い電磁波出してるのかな?


とりあえず一つ勉強になった会であった。
世の中、思ったほどには、携帯電話に依存してない(そして俺は思った以上に依存しているらしい)。

*1:筑波大学特有の制度。各学類の学生の代表と先生方の代表とで学生の要望について審議したりなんだりする

*2:中国のエイズウイルス爪楊枝や髪の毛醤油の報道を見て「中国産の喰い物、特に加工食品は食わないようにしよう」と決意したのが先週。ジャスコの火曜市の誘惑にかられて中国産のやきとり1本30円を買っちゃったのが昨日。目の前に安くてそこそこうまいものがあるのに安全への意識を優先できるほどにはmin2-flyは大人じゃないらしい