かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

司書資格が取りたいだけなら筑波大まで来る必要はないなあ


ネタ元:2007-07-11 - 図書館学の門をたたく**えるえす。

司書を目指してるってだけでここに来るのは、やっぱりやめたほうがいいと思うんだよなぁ。

図情の司書の就職率がいいのは、それだけ図情に「全国どこに行ってもいいから司書になりたい」っていう熱意の塊みたいな人が多いからであって、

ここで勉強したからって就職時に有利になるわけでもないし。

結局どこで資格とっても難易度は変わらないもんね。


「司書または司書教諭になりたい」ってのがどれくらい本気かによるよな。
「司書資格はどこに入ってもとれる。司書にはどこに入ってもなれない」イメージが筑波に来てから出来てしまったが・・・「地元でもとれるけど、地元じゃ就職率悪いから筑波で!」くらいのイメージなら確かに筑波まで来る必要あるかは微妙。


例えば、司書資格を取得するために必要な単位は確か20ちょっとくらい。
知識情報・図書館学類を卒業するのに必要な単位は120以上。
実際には120の中には外国語や体育みたいな共通科目もあるので全部が専門的な授業、ってわけじゃないが、一方で図書館情報大学時代の名残であった一般教養科目が最近になってかなり整理されたから専門的な科目は増えているんじゃないかな。
ちなみにmin2-flyが取得した図書館に関係する単位数は合計68(専門科目・専門基礎科目から「基礎数学」や「プログラミング」などどちらかといえば基礎的な単位を除いた数)。
実際にはあと2単位落としても平気だったわけだが、66は取らないと卒業できない。
20単位とれば司書資格は取れるところを、3倍も図書館に関係する授業を取らせることをプラスと捉えられるか、マイナスと捉えてしまうかがポイントだろうね。
学類名に「図書館」の名を冠するのは伊達じゃない、ってことでひとつ*1

*1:いえ、実は改組の時には消そうという案もあったんですけどね(汗) 集客効果上消せないだろ、という結論に