かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

「プライベート・ライアン」の意味


ここ最近では稀に見るくらい、ガチで単なる戯言。
でもどこかで言うなり書くなりしないともやもやが残りそうだったので書く。


この間友人と飲んでいたときに何故か「ボギー大佐のマーチ」と「クワイ河マーチ」の話になって、そこから「史上最大の作戦」の話になるという昭和60年代生まれとは思えない展開を見せたあとに、結局「プライベート・ライアン」の話に戻ると言う超展開を見せたのだが。
そこで「ところでプライベート・ライアンってどういう意味だろ?」って話になり、皆が割と私的な任務がどうこうとかライアンのプライベートがどうこうって言ってる中、けっこう素で「ライアン二等兵」を主張し続けた*1のだが、酔ってたせいか相手にもされなかった。


で、しばらく忘れてたんだけど唐突に思い出したんで辞書を引くと。

private
(略)6(限定)一兵卒の

(旺文社新英和中辞典第2版より)


お、これやっぱけっこうあたってるんじゃね?
で、さらに調べてみると下のサイトにいきあたる。

このサイトによれば、映画「プライベート・ライアン」の原題は"Saving Private Ryan"で、

ライアン二等兵の救出(という任務)

ツタ哉くんのいうとおり、「saving」=「救い出すこと」。
第2次世界大戦中、ある兵士を救出する任務についての物語。

以前、弊誌メルマガでクイズを出題したことがあります。
このタイトルの「プライベート(Private)」は、どういう意味?って。
■ Private
(1) 私的な (2) ひとりきりの (3) 内密の (4) 陸軍の兵士
と、4名の読者さんより回答をいただきました。
単語「private」の意味としては、どれも正解です。

でも、ここでは「Ryan」という人名にくっついているので、
兵士は兵士でも、階級を示す肩書き「二等兵」になります。
Private James Ryan = ジェームズ・ライアン二等兵

階級まで正解してんじゃん。
なぜこの説が受け入れられなかったのか・・・は、まあ、それだとあんまり格好良くないと思われたからか。
逆に自分がこだわったのはたぶん過去に辞書で"private"を引いたことがあったんだろう。
妙に確信持って主張してたし。


・・・いや、それだけなんだけどね。
ただなんか書かずにはいられなかっただけで。

*1:酔ってるせいか自分が言い出したのか誰かが冗談で言ったのかは覚えてない。が、最後まで主張したのは自分だったはず