かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

イベント告知:デジタルリポジトリ連合国際会議 2009(DRFIC2009)・オープンアクセスリポジトリの現在と未来 ―世界とアジアへの視点から―


先日のCSI委託事業報告交流会*1でも広報されていたDRFIC2009ですが、8/3から既に口頭発表とプレゼンテーションの受付が開始されていたそうです。


さすが新しもの好きのリポジトリ系というか、ハッシュタグ(#drfic2009)つけてTwitterにポストするとwebサイトの右脇に表示されるようにもなっているようです。*2



以下、中の人(?)からいただいたイベント告知文です(太字はmin2-flyによる後付け)。


日本国内の機関リポジトリの拡がりと関心の高まりを踏まえて,進捗するオープンアクセス環境の中での機関リポジトリの現状を世界とアジアの視点から検討し,今後の課題を共有することを目的として,国際会議を開催します。ぜひ多くのみなさまのご来場をお待ちします!
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/DRFIC2009/index_ja.php


参加申込み受付は,10月1日から開始する予定です。

併せて,以下の通り,口頭発表,ポスター発表を募集します。
各IRや関連プロジェクトが国際的な知名度を獲得するチャンスです。こちらもぜひふるってご応募ください。

東京工業大学さまのみなさまにはお世話になります。
#どうぞよろしくお願いいたします!

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          デジタルリポジトリ連合国際会議 2009
「オープンアクセスリポジトリの現在と未来 ―世界とアジアへの視点から―」
DRF International Conference 2009
"Open Access and Institutional Repository in Asia-Pacific"
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/DRFIC2009/index_ja.php
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日 時:平成21年12月3日(木)午後,4日(金)全日
会 場:東京工業大学 東工大蔵前会館1階 くらまえホール
主 催:DRFデジタルリポジトリ連合,SPARC Japan(国立情報学研究所
共 催:東京工業大学附属図書館
参加料:2,000円(資料費)

プログラム概要(予定)

 平成21年12月3日(木)
  セッション1
   欧米におけるオープンアクセスと機関リポジトリの現状と課題(仮題)
   (座長: 土屋俊 (千葉大学))
  懇親会
 平成21年12月4日(金)
  セッション2
   アジア太平洋地域における機関リポジトリの現状と展望
   (座長: 竹内 比呂也 (千葉大学))
  ポスターセッションとポスターについてのワンポイント発表タイム
  セッション3
   多様性への姿勢
   (座長: 栗山正光 (常磐大学))



            ――― 発表募集 ―――

1.口頭発表募集

会議2日目(12月4日),「セッション3.多様性への姿勢=Attitudes towards diversity(座長:栗山正光(常磐大学))」において,リポジトリに関する個性ある取り組みに関する口頭発表を募集します。

(1)セッションの概要

 ■主として以下のようなテーマでの発表を募集します。

・研究者の支持・賛同の獲得のための活動
・運営理念
・PR活動
・システム改善
・学術情報流通への貢献
・その他,機関リポジトリコミュニティの励みになるような事例の報告

 ■発表時間 1人15分間
 (※全員の発表終了後,質疑応答の時間を設けます)
 ■発表言語 原則として英語
 (※逐次通訳は付きません。ご了承ください)
 ■旅費はDRFが負担します

(2)公募日程

 2009年 9月30日 応募締切
 2009年10月 9日 採否通知
 2009年10月30日 プレゼンテーション資料提出締切

(3)応募方法

 発表希望の方は,発表内容の要旨をdrfic2009-apply@lib.hokudai.ac.jp 宛に電子メールで送付してください。
 要旨はA4縦1枚(上下左右に余白3cm)の大きさで,上半分に英文,下半分に和文で,それぞれタイトル・発表者氏名・所属・本文を記載してください。
 発表者に決定した場合,提出された要旨が予稿集に収録されます。

(4)プレゼンテーション資料

  発表が決定した方には,プレゼンテーション資料を英語で作成して,2009年10月30日(金)までに提出していただきます。プレゼンテーション資料の形式に関しては自由です(ただしカメラ・レディの原稿であること)。
  提出していただいた資料は予稿集に収録されます。

2.ポスターセッション出展募集

  DRFIC2009の開催中に,ポスターセッションとワンポイント発表タイム,そしてその表彰を行います。これは機関リポジトリに関する素晴らしい実践例や,最新動向,リポジトリ史研究等を発表していただくことで,国内外の双方からの情報交換を実現する場です。会議参加者による評価投票を行い,最も得票数の多かった発表には最優秀ポスター賞が授与されます。

(1)セッションの概要

 ■ポスターの内容
  機関リポジトリあるいはオープンアクセス運動に関する情報を提供するものとします。一例として次のようなトピックスが考えられます。

・機関リポジトリへの論文登録を増やすための活動
・機関リポジトリを成長させるためのアイディア
・オープンアクセスや機関リポジトリに対する機関の方針
・機関リポジトリと新しい図書館サービス
・機関リポジトリ収録コンテンツの長期保存
・オープンアクセス運動や機関リポジトリに関する歴史と展望  など

 ■ポスターに使用する言語 英語

 ■ワンポイント発表タイム
  ・ポスター発表者には「ポスターセッションワンポイント発表タイム」の時間に1分間の口頭プレゼンテーションを行っていただきます。
  ・発表の際にはPowerPointファイルのスライド1枚を投影することができます。
  ・スライドでの使用言語は英語とします。期日までに下記応募先までお送りください。
  ・口頭プレゼンテーションの使用言語は原則として英語としますが,日本語でも結構です。いずれの場合も通訳は付きません。
  

(2)公募日程

 2009年 9月30日 ポスターの要旨締切提出締切
 2009年10月09日 採否通知
 2009年11月30日 ワンポイント発表用スライド提出締切

(3)応募方法
 ・ポスターセッションへ応募する方は,ポスターの要旨をdrfic2009-apply@lib.hokudai.ac.jp宛に電子メールで送付してください。
 ・要旨はA4判縦1枚(上下左右に余白3cm以上)の大きさで,上半分に英文,下半分に和文で,それぞれタイトル・発表者氏名・所属・要旨本文を記載してください。
 ・採用が決定した場合,提出された要旨が予稿集に収録されます。
 ・応募者が多数の場合は,要旨をもとにDRFIC2009実行委員会が選考を行います。
 ・選考結果は下記期日までに本人宛に通知します。
 ・当日の発表者,出席者の方は,別途参加申し込みが必要です。一般参加フォーム(近日公開!)からお申し込みください。

(4)ポスターの設置と撤去

 2009年12月3日 9:30〜13:30 ポスターの設置
 (設置場所:東京工業大学蔵前会館 1階 ギャラリー)
 2009年12月4日17:30〜19:00 ポスターの撤去

・ポスターのサイズは横820mm×縦1100mm以内としてください。
掲示板と画鋲は会議事務局で用意します。
・ポスターは,発表者において当日搬入し,所定の位置に設置してください。



と言うわけで、一般参加の申し込み受付まではまだかなり間がありますが、口頭発表とポスター発表は9/30には受付〆切とのことです。
発表を検討されている方はお早目の準備を*3
発表を検討されていない方も、口頭発表が通ると旅費をDRFが負担してくれるとのことなので、こいつはいいチャンスではないかとか!
募集内容として「学術情報流通への貢献」とか「その他,機関リポジトリコミュニティの励みになるような事例の報告」とかも含まれているので、研究者や院生サイドから「こういう風に使って結果こんなフィードバックが得られた」みたいな発表は受けがいいんじゃないかと思いますし(勝手な予想なので外れたらごめんなさい)、この機に院生や図書館情報学以外の研究者サイドからそういう発表が出てくるとまさに多様性への姿勢ってやつですよこれー。


・・・しかし9/30〆切か・・・もし何か出すとすると自分、9月になんかもうえらいことになるんじゃなかろうか・・・。
そうならないうちに夏休み中に頑張っておかないとなあ。


さしあたっては目前に控える明日の大学院後期試験をなんとかせねばなのですが(大汗)
それさえ過ぎれば! 他の仕事に専念できる!
・・・夏休みって学内に学生が少ないから院生と先生が研究に専念できる期間ですよね・・・*4

*1:2009-07-11 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか

*2:下手な発言できないなこりゃ、と思ううっかり系ついったらー

*3:自分も検討中です。はたして12月にDRFIC行ってて僕の修論は大丈夫なのかという疑問はさておき・・・

*4:実際、北米の機関リポジトリとかは夏休みにアクセスが増えるという噂もある。先生が授業から解放されるから