かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

イベント告知:「図書館は視えなくなるか? ―データベースからアーキテクチャへ」 第4回「これからの知―情報環境は人と知の関わりを変えるか」」(長尾真×濱野智史)


第1〜3回とレポートをアップしてきました、国立国会図書館の長尾真館長の対談シリーズもいよいよ今回で最後となりました。


最後のゲスト対談相手は・・・情報環境研究者、『アーキテクチャの生態系』*1の著者である批評家・濱野智史さんです!!


以下、d-logのwebページからの転載。

長尾 真 氏 ・ 濱野 智史 氏これからの知−情報環境は人と知の関わりを変えるか

「わかる」とは何か、知の構造化集合知とオープンアクセス、etc...
情報環境の大きな動きの中、知そのもののありようが大きく揺らいでいるようにみえます。われわれは知との関わり方をどのように設計することができるのでしょうか。そして、知の集積として機能してきた図書館のアーキテクチャはどう変わっていくのでしょうか。知のあり方を長く探究し続けて来た情報工学者・長尾真氏と、情報社会論から新しい批評を切り開く批評家・濱野智史氏による、シリーズ最後をかざる未来に向けてのトークセッション!


  • 日時
    • 2009年12月10日(木)19:00〜21:00(受付開始 18:45)
  • 対談者プロフィール
    • 長尾 真 氏

情報工学研究者・国立国会図書館長。1936年生まれ。工学博士。1959年京都大学工学部電子工学科卒業。京都大学総長、国立大学協会会長、独立行政法人情報通信研究機構理事長などを経て、2007年より国立国会図書館長。情報工学、特に画像及び言語という情報メディアを用いた知的な情報処理に関する研究において世界をリードする顕著な業績を挙げ、パターン認識、画像処理、自然言語処理機械翻訳電子図書館等の分野の発展及び学術振興に多大な貢献をしたことにより2008年度文化功労者に選出される。研究者として初の国立国会図書館長であり、就任時より「知識はわれらを豊かにする」という理念を掲げ、公務にあたっている。

    • 濱野 智史 氏 

1980年生まれ。株式会社日本技芸リサーチャー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て現職。専門は情報社会論。特にウェブサービスアーキテクチャ分析を中心的に手がける。
著書に『アーキテクチャの生態系』(NTT出版,2008年)、主な論文に「ニコニコ動画の生成力」(『思想地図vol.2』NHK出版,2008年)など。



セミナーはどなたでもご参加いただけます。

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席数に限りがございます。

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一貫して「これはすごい」、「わかってるな!」と驚かされるゲストの皆さんを招かれている同シリーズですが、最後も期待を裏切らない人選で来ました・・・!!!
毎回予想の一歩も二歩も三歩も上を行く内容で驚かせてくれるこのトークセッションシリーズ、最後まで目が離せなさそうです。


例によって会場は混雑が予想されるので、お早目の参加登録をお勧めします。
自分はもちろん登録してからエントリを書いているわけですがー。


・・・さーて、『アーキテクチャの生態系』読まないとなあ・・・(ボソッ)*2

*1:

アーキテクチャの生態系

アーキテクチャの生態系

*2:前回も実は『Self-reference engine』以外の円城塔作品はセッションが決まってから読んだんだぜ、ってことは内緒なんだぜ