(大変遅ればせながら)DRFIC2009で口頭発表&ポスター発表してきました!
すでに1週間前の話になってしまいましたが(大汗)*1
当ブログでも告知しておりました、機関リポジトリの国際会議DRFIC2009で口頭発表とポスター発表をしてきました!
- DRFIC2009のページ
- 告知時のエントリ
口頭発表では「機関リポジトリにおけるワーキングペーパーの利用にRePEcが与える影響」と題し、指導教員の逸村裕先生と共同で経済学分野のデータベース、RePEcに機関リポジトリのコンテンツを登録するとどれくらいアクセス数に影響が出るかということについて、アジア経済研究所と一橋大学のアクセスログに基づいて分析した結果について発表して来ました。
発表に用いたファイル等についてはこれから機関リポジトリでの公開を申請予定です。
ポスター発表は指導教員の逸村先生のほか、北海道大学附属図書館の野中雄司さん、京都大学附属図書館の大西賢人さんと共同で「機関リポジトリコンテンツの利用とアクセス元、アクセス方法、コンテンツ属性」と題し、自分が分析担当として参加している"Zoological Science meets IR"プロジェクトのこれまでの結果について紹介させていただきました(そのまんま、自分の修士論文の内容でもあります)。
ポスター発表については1分間の自己アピールタイムをいただけたので、とりあえずこれだけは伝えようということで、
- アクセスの大半はサーチエンジン経由なので、透明テキストがついていないコンテンツとついているコンテンツでアクセス数が全然違う
- テキストさえついていればボーンデジタルなテキストでも、OCRで図書館員が付与したテキストでも、それほどアクセス数に差はない
- テキストなしのコンテンツをアップしている人は帰ったらすぐOCRしましょう!
というようなことをまくしたててきました(苦笑)
同ポスター発表については、会場の方の投票によりBest Poster Awardの同率1位もいただきました!
投票いただいた皆さん、共著者の皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
このポスターについては京都大学の機関リポジトリ、KURENAIにアブストラクトと合わせてアップされていますので、興味がおありの方はぜひ以下からお読みくださいー。
DRFIC2009全体についてはTwitterのハッシュタグ#drfic2009等をご参照ください。
生まれて初めてのmin2-flyによるtsudaりもありますので読んでみていただければ幸いです(笑)
今回はさすがに英語発表が多かった(海外からの方には逐次通訳がついて下さったのですが国内からの発表については英語のみ)ことと、自分も発表があったため全文メモはありません(汗)
請御容赦。
他の方の発表も非常に興味深いものが多かったのですが、そのあたりの感想はまたの機会と言うことで。
これにて修士論文関係の対外発表は一段落ということで、ここからはいよいよ修士論文の完成に向けてがんばっていきたいと思いますー。
・・・と、言っているところでガンガン、イベントには参加しているわけですが・・・(大汗)