かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

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「重なり合う実空間と電子空間:ラーニングコモンズ×ディスカバリーサービス」(第11回情報メディア学会研究大会参加記録その2)

承前:「アカデミック・リンクは何をめざしているか:高等教育における図書館を基盤とした新たな学習環境の構築に向けて」(第11回情報メディア学会研究大会参加記録) - かたつむりは電子図書館の夢をみるか 引き続いて第11回情報メディア学会研究大会の記…

「アカデミック・リンクは何をめざしているか:高等教育における図書館を基盤とした新たな学習環境の構築に向けて」(第11回情報メディア学会研究大会参加記録)

今年ついにオープンし、多くの大学/図書館関係者の注目の的となっている千葉大学アカデミック・リンク。 千葉大学アカデミック・リンク・センター アカデミック・リンクは,千葉大学において「生涯学び続ける基礎的な能力」「知識活用能力」を持つ『考える…

「ジャーナルの発展をもとめて:プラットフォーム移築を中心に」(第2回SPARC Japanセミナー2012)

なんか6月は毎週国立情報学研究所(NII)@神保町に行っている気がしますが。 今日も今日とてNIIで掲載されたSPARC Japanのセミナー:「ジャーナルの発展をもとめて:プラットフォーム移築を中心に」に行って来ました! 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベ…

「機関リポジトリの新たなステージに向けて」その3「求められる基盤サービス」&パネルディスカッション(平成23年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)参加記録・2日目)

昨日*1に続いて今日もCSI委託事業報告交流会に行ってきました! 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成24年度 │ 平成23年度CSI委託事業報告交流会 2日目の今日は個別事例にとどまらない、機関リポジトリの基盤となる、よりインフラ的な…

「機関リポジトリの新たなステージに向けて」その2「多様化するコンテンツ」「進化するシステム/データ連携」「成長するコミュニティ」(平成23年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)参加記録・1日目午後)

午前中に引き続き、CSI委託事業報告交流会の記録、午後分ですよ! 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成24年度 │ 平成23年度CSI委託事業報告交流会 午後は領域1・2・3、それぞれの受託機関の方からの成果報告/発表です。 それぞれ…

「機関リポジトリの新たなステージに向けて」その1「CSI委託事業を振りかえる」(平成23年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系)参加記録・1日目午前)

毎年6月(たまに7月)は年に一度のCSI委託事業報告交流会のシーズンです! 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成24年度 │ 平成23年度CSI委託事業報告交流会 最先端学術情報基盤(CSI)構築推進委託事業として、各機関が平成23年度に…

「大学図書館とNIIの連携がもたらすもの:OJT(実務研修), JUSTICE, そして」(「大学図書館と共に拓く 新たな学術コンテンツ基盤の地平」 国立情報学研究所平成24年度オープンハウス ワークショップ)

午前分に引き続き、NIIオープンハウスのセッション「大学図書館と共に拓く新たな学術コンテンツ基盤の地平」参加記録、午後分です。 NIIオープンハウス 2018 - イベント - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics 公式ハッシュタグ Twitter. …

「基盤は進化する:WebcatからCiNii Booksへ 紙onlyから+電子リソース管理へ」(「大学図書館と共に拓く 新たな学術コンテンツ基盤の地平」 国立情報学研究所平成24年度オープンハウス ワークショップ)

毎年6月は国立情報学研究所のオープンハウスの時期ですよ! NIIオープンハウス 2018 - イベント - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics ということで現在自分は特別会議室で開催中のセッション「大学図書館と共に拓く新たな学術コンテン…

「学術評価を考える」(第1回SPARC Japanセミナー2012)

前回、SPARC Japanセミナーの記録をアップしてから早約2ヶ月(汗) 年度末〜年度頭はいろいろ立て込むとはいえ、ずいぶん更新をサボってしまった当ブログですが、SPARC Japanセミナー新年度シリーズ開始にあわせて更新再開ですよー(どれだけコンテンツの中…

"2020年には世界の論文の90%はOpen Accessになり、そのほとんどはPLoS ONEのようなOAメガジャーナルに掲載される?"「OAメガジャーナルの興隆」(第5回SPARC Japanセミナー2011)

先週のエントリでも紹介した、SPARC Japanセミナー:「OAメガジャーナルの興隆」に行ってきました! 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │ H23 │ 2011年度第5回「OAメガジャーナルの興隆」 2003年,ブダペストオープンアクセスイニシャチブ(BOAI…

論文の定量分析から読み解く日本の研究活動の現状(科学技術政策研究レビューセミナー第3回・参加記録)

文部科学省・科学技術政策研究所(NISTEP)主催のセミナー、「論文の定量分析から読み解く日本の研究活動の現状」に行って来ました! 科学技術・学術政策研究所 (NISTEP) 科学技術政策レビューセミナー 第3回 趣旨 本セミナーは、当研究所の多用な研究成果の…

「電子書籍時代の図書館のあり方」(第59回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム)

図書館総合展でひとしきり盛り上がったところですが、今年はそのままの勢いで日本図書館情報学会の研究大会@日本大学も開催されました! http://www.chs.nihon-u.ac.jp/edu_dpt/jslis/index.html 今年はちょっと例年より少なめでしたが、24件の研究発表があ…

「アカデミックとリアルの谷を埋める道:知識情報社会でライブラリアンはどうあるべきか」(第13回図書館総合展参加記録その7)

図書館総合展参加記録シリーズ、最後の1本は、気になりつつも横目でじっと見ている人も多いであろう、マイニング探検会のフォーラムです! http://2011.libraryfair.jp/node/179 演目: アカデミックとリアルの谷を埋める道 ー知識情報社会でライブラリアン…

「実用段階に入った次世代図書館システムProject Next-L:その概要と研究所図書館における活用事例」(第13回図書館総合展参加記録その6)

一日遅れの図書館総合展連続更新シリーズ、第6段。 最終日の午前は自分がパネリストとして登壇していたのでさすがに記録はありません(笑) そちらについてはまた別の機会にエントリにて触れたいと思います。 さて、最終日の午後は、オープンソースの図書館…

CiNii Books、始動。そしてCiNiiはさらにその先へ・・・!「学術コンテンツサービスのフロンティア:CiNii Booksの挑戦」(第13回図書館総合展参加記録その4)

図書館総合展連続更新シリーズ第5段。 11/9についにリリースされたCiNiiの新展開、「CiNii Booksの挑戦」記録です! 学術コンテンツサービスのフロンティア-CiNii Booksの挑戦- | 第13回 図書館総合展 演目: 学術コンテンツサービスのフロンティア – CiNii …

「8 × 8 = ∞: Green OAとリポジトリの今」(第8回デジタルリポジトリ連合全国ワークショプ DRF8:学術へのオープンアクセスは大学図書館に何を免じ何を任ずるのか第1部/第13回図書館総合展参加記録その3)

図書館総合展参加記録シリーズ2日目。 2日目最初はデジタルリポジトリ連合(DRF)の全国ワークショップに参加してきました! DRF全国ワークショップ:DRF8 【第1部】 | 第13回 図書館総合展 演目: DRF全国ワークショップ:DRF8【第1部】 〜学術へのオー…

 電子書籍についての大学教員、出版社、そして図書館員の言い分が交差する・・・「学術コミュニケーションのなかのeBook」(第13回図書館総合展参加記録その2)

図書館総合展記録シリーズ、1日目その2は引き続き第8会場、土屋先生が司会の、「学術コミュニケーションのなかのeBook」です。 学術コミュニケーションのなかのeBook | 第13回 図書館総合展 演目: 学術コミュニケーションのなかのeBook 日時: 2011/11/09(…

輸出産業としての高等教育/「大学図書館はもうお終いだ!」/「OAは商売になった」etc... 「学術コミュニケーションの動向2011年」(第13回図書館総合展参加記録その1)

毎年恒例、秋は図書館総合展の季節です! 第13回 図書館総合展 図書館総合展とは 2011年11月9日(水)〜11日(金)の間、パシフィコ横浜にて第13回図書館総合展/学術情報オープンサミット2011が開催されます。第1回図書館総合展が1999年に開催されて以来、年…

「OA出版の現状と戦略:ジャーナル出版の側から」(Open Access Week: 第1回SPARC Japanセミナー2011)

今週はOpen Access Weekでしたね! オープンアクセスウィーク(Open Access Week: OAW)はアメリカのSPARCが主催しているイベントで,今年で 5回目を迎えます。今年から,「10月の最終週がオープンアクセスウィーク」に設定されました。http://cont.library.…

「オープンアクセスのことならいつでも聞いてくれ!」(Open Access Weekドアハンガーを貰いました!)

いつになく暑い夏もいつの間にか過ぎ去っていて、気付けば季節は10月です。 10月といえば皆さんご存知(?)、Open Access Weekの季節! オープンアクセスウィーク(Open Access Week: OAW)はアメリカのSPARCが主催しているイベントで,今年で 5回目を迎え…

学術雑誌のインパクトファクターと所蔵館数は相関する?

既にご覧になった方も多いかと思いますが、図書館OPACのAPIについて、書誌情報と所蔵がセットで返ってくるのがいいのかどうか、というのが先日Twitterで話題になっていました。 APIで書誌と所蔵は一緒に返すほうがよいか? - Togetter これを受けて[twitter:…

デジタルレファレンス>>>Q&Aサイト≒対面のレファレンス? 「Q&Aサイトと公共図書館レファレンスサービスの正答率比較」(知的コミュニティ基盤研究センター第79回研究談話会)

お久しぶりです、8月は一度も更新しなかったmin2-flyです。 別に何かあったというわけではなく、月初めに出張した以外はほとんど何もなかった(月末の合宿以外、つくばから出すらしなかった)結果として、書くことがなかったっていうね(汗) 恐るべし夏休…

JUSTICEの概要とWeb of Knowledge 5新機能:「図書館員のためのWeb of Scienceキャッチアップ・セミナー」参加記録

またも前回記事をアップしてから1ヶ月以上間が空いてしまいましたが・・・(汗) 7/27(東京)、7/29(大阪)に開催されたトムソン・ロイターによるセミナー「図書館員のためのWeb of Scienceキャッチアップ・セミナー」で、ユーザレビューについて発表して…

パネルディスカッション「クラウド時代の機関リポジトリ」(国立情報学研究所平成22年度CSI委託事業報告交流会参加記録 part 4)

昨日*1に引き続き、、国立情報学研究所で開催されたCSI委託事業報告交流会の参加記録です。 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成23年度 │ 平成22年度CSI委託事業報告交流会 最先端学術情報基盤(CSI)構築推進委託事業として、各機関…

「つながるリポジトリ」(国立情報学研究所平成22年度CSI委託事業報告交流会「クラウド時代の機関リポジトリ」参加記録 part 3)

CSI委託事業報告交流会エントリ第3弾。 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成23年度 │ 平成22年度CSI委託事業報告交流会 一日目の最後、第3セッションは「つながるリポジトリ」。 まさにつながる、コミュニティのお話がメインです。 …

「試されるリポジトリ」(国立情報学研究所平成22年度CSI委託事業報告交流会「クラウド時代の機関リポジトリ」参加記録 part 2)

CSI委託事業報告交流会エントリ第2弾。 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成23年度 │ 平成22年度CSI委託事業報告交流会 お昼休み、ポスターセッションを挟んでの第3セッションは「試されるリポジトリ」、8人の皆さんがそれぞれ10分…

「萌えるリポジトリ」(国立情報学研究所平成22年度CSI委託事業報告交流会「クラウド時代の機関リポジトリ」参加記録 part 1)

毎年この時期の定例イベント、国立情報学研究所で開催されたCSI委託事業報告交流会(機関リポジトリについて、国立情報学研究所から委託されて事業を行なっている各大学が報告・交流を行うイベント)に行ってきました。 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 …

「アカデミック・リンク,はじまる:新しい学習支援の実現に向けて」(千葉大学アカデミック・リンク・セミナー 第1回)

3月以来、初のイベントレポートは千葉大学アカデミック・リンク・センターのセミナー第1回です!*1 アカデミック・リンク・センター ウェブサイト http://alc.chiba-u.jp/ セミナー案内 千葉大学 アカデミック・リンク・セミナー (1) アカデミック・リンク…

Code4Lib JAPANスペシャル・パネル「システムライブラリアンの要請と養成」(第40回ディジタル図書館ワークショップ 参加記録その2)

前半*1に引き続き第40回ディジタル図書館ワークショップの参加記録。 後半は既にこのブログでもおなじみ、Code4Lib Japanの2010年の活動報告と、スペシャルパネル「システムライブラリアンの要請と要請」です。 Code4Lib JapanのWebサイト Code4Lib JAPAN - …

「出版が変わる、学びが変わる:大学教育改革と電子出版のクロスロードに立つ図書館」千葉大学・大日本印刷株式会社主催シンポジウム参加記録

千葉大学では現在、図書館の増改築を機に「アカデミック・リンク」という新たな構想の実現に向けた事業が展開されています。 千葉大学アカデミック・リンクについて http://www.ll.chiba-u.ac.jp/event/cudnp/Academic_Link.pdf 附属図書館増改築の様子は以…