「世界最速のF1タイヤ-ブリヂストン・エンジニアの闘い」
世界最速のF1タイヤ―ブリヂストン・エンジニアの闘い (新潮新書)
- 作者: 浜島裕英
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 新書
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書籍感想の締めくくりは新書から。
これ、発売はけっこう前(まだM・シューマッハが現役バリバリのころ)だったんだが、たまたま通りがかった書店で平台に置かれていたもんだから衝動買いしてしまった。
企業付きのエンジニア、ってのは大学の研究者とはまた違う世界だよなあ・・・。
大学の研究者なら成果を広く公開するのが当然なわけだが、企業エンジニアの場合本当に重要なところはむしろ完全に機密として閉じてしまうわけで。
ろくに互いのノウハウすら公開されない世界。
やるならすべて自社開発、あるいは相手の技術を目で見て盗むのみ・・・それでF1やっちゃうんだから凄いよなあ。
基本的には大学から出るつもりはまったくないんだが、少しくらいは企業なり図書館なりに出て実践経験も積んだ方がいいのか知らん、とか思ってみたり・・・。
まあ、そこら辺は博士後期課程まで進んでみてから考えよう。
とりあえず目下は研究をきちんと進めないことにゃー。