「明日の図書館情報学を拓く:アーカイブズと図書館経営」 その2
明日の図書館情報学を拓く ア-カイブズと図書館経営 [ 高山正也先生退職記念論文集刊行会 ]
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- 価格: 5,400円
お布施 - ダメな図書館員の日々で言及されているのをみて初めて気づいたが、そういやこの本、慶應の先生の退職記念論文集なのに「図書館・情報学」じゃなくて「図書館情報学」になっている(前者は主に慶應、後者は筑波大などでの呼び方で、微妙に捉え方も違うらしいが、そこら辺の詳細はまた別の機会にでも)。
「・」の入れ忘れか、意図的なものか・・・
まあそもそもいい加減に近しい仲なんだし名称統一したらいいやん、って感じもするが。
さて、中身自体の感想だが・・・
今回読んだ後半部分は図書館経営に関する内容がメインで、しかも割と知ってる先生の論文とかもあったので、まったく新しいものに触れた驚き、みたいなものはあんまりなかったかも。
LIPERにしろREFORMにしろうち(図書館情報メディア研究科)の先生方が大きく関わってたわけだし。
一方で、今までも色々なところで聞いたような話題を、まとめて、わかりやすく読める、という点では非常に素晴らしいものであると思う。
やっぱり教科書っぽい、ということか、つまりは。
でも教科書にするには5,250円は高い。
困ったことだ。
とりあえず筑波大の附属図書館にはリクエストしたのでいずれ来るのではないかと思うから、図書館情報専門学群の学生で気になった人は図書館に入るのを待った方が得策かも。
もしくは直接持っている先生に貸してもらうとか。
学生が自腹で購入するほどのものではない・・・というとおかしいが、少なくとも学生がこの厚さの論文集に5,250円出すのはやっぱ厳しいものがあるよなー、と思う。