かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

久々に授業に出てきた

早期卒業(博士前期課程の)目指して第一歩! 
ってことで、今日から授業が始まりました。
水曜日の「社会調査法」を除いて、今年度のmin2-flyはすべて院の授業で攻めていきます。


で、しょっぱなの授業が一番自分の研究分野から遠い「著作文化論」というもの。
日本の「近代」(の中でも、明治時代くらい?)というものを新聞などのメディアやその他の観点からあらためて考えてみよう、みたいな感じの授業で、先生は文学の先生であり、筑波大での同級生たちは容易に想像がつくと思いますが、俺が一番苦手な分野ですorz


過去、俺が切り捨ててきた授業の3分の2くらいが文学・哲学などの人文科学系。
さらにいえば、「(内容がわからなくて)切り捨てざるを得なかった」わけでも、「朝、起きることができなかった」わけでもなく、自分の意思で「こんな授業聞いてられるか、かったるい!」と切り捨てたことがあるのは人文科学系分野のみ。


だってかったるいんやー。
いや、もちろん人文科学系の研究の必要性とかまで否定しようとは思いませんよ?
むしろそっち系の学部や学類に通っている友人連中は尊敬しているくらい。
「マジ頭いいよ、お前ら」みたいな。


でも俺には無理やー。
歴史でいえば、政治史とか経済史とか、そういう実利に関わる部分は大好きなんだよ?
古代ローマはマジやべえ!」みたいに友人と語り合ったり、「オスマン帝国の技術は世界一〜!!」とか叫んだりはよくしてる(それはそれでどうかと思うが)。
あるいは、「へうげもの」みたいに娯楽として文化史とかを紐解いてみるのもけっこう好きではある。


でも駄目、研究やら学習やらの対象としてみると途端に眠くなるんです、人文科学は。
自分の興味の対象は情報工学よりの社会科学、みたいなところにあるので。
お金が儲かる事とか、世の中(主に自分の生活)が便利になるようなことには目がないんだが・・・


「この授業を通じて皆さんが日本の近代について改めて考えを深めてくれることが目的」とか言われても・・・
「へへぇ」とかいってへつらいの笑みを見せるくらいしか、僕にできることはなく・・・。


ならなんでわざわざ受けたのかって?
単位のためだよ、決まってるじゃん☆


まあせめてもの救いは、授業の進行がゼミ形式で、各々に調べてくる課題が与えられて、俺に与えられた課題が「雑誌について」だったことか。
出版流通系の話題は好きだし、昔の授業のレジュメの使い回しもそこそこ効きそうだし、そういう意味では楽ではある。


・・・思いきり、金儲け絡みの話ばっかり調べてきたら怒られるかなぁ・・・