かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

「とらドラ!」

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書影がアマゾンだったり楽天だったりするのは仕様です。
・・・アマゾン最近ない本多すぎや・・・しくしく。


さて、ライトノベルアワード2007ノミネート作品を読んでみよう・第3段(続きがあるかは不明)。
今回はラブコメ部門ノミネートの「とらドラ!」。


中身は、目つきのとんでもない悪さで周囲に恐い人と誤解されている主人公(家事全般得意)と、小さいくせに凶暴な態度から「手乗りタイガー」と恐れられるヒロイン(でもドジっ子)、それに主人公の親友のどっかズレた眼鏡(でもモテる生徒会副会長・ソフトボール部員)と底抜けに明るくて物おじしないヒロインの親友(新しい言葉を知らない)とかが繰り広げるラブコメ
それぞれほかに好きな人がいるはずなのに、気づけば主人公とヒロインの距離感がめちゃめちゃ近くなっている・・・っていう話自体はままありそうな気もするが、この主人公とヒロインは近づきすぎ。
しまいには所帯じみてきてるし。


まあ、そんなにたくさん感想に書くようなこともなく、普通に素直に面白かった。
2巻の帯で奈須きのこが「こっちの虎はパーフェクトです!」と言っているが(まあ「とらドラ!」のヒロインも大河だしな)、まあツンだしデレだしドジだし確かにその通りやも知れぬ。
でも俺は藤ねえも好きだよ?


しかしなんだな、結局その後いきおいに任せて「とらドラ!」の2〜4と「"文学少女"」の続刊も買ってきてしまったし、もうそろそろつくばでも「刀語」の新刊出るし、ライトノベルアワードノミネート作品はまだまだあるし・・・
そのうちライトノベル破産とかするんじゃないのか俺。