「いま学校図書館が熱い!」(山形県鶴岡市立朝陽第一小学校の学校図書館の話とか)
ネタ元:
- 内閣府、テレビ番組「いま学校図書館が熱い!」を動画で公開 | カレントアウェアネス・ポータル
- http://www.gov-online.go.jp/publicity/tv/just/just_20070505.html
「政府広報オンライン」で、山形県鶴岡市立朝暘第一小学校の活動や「学校図書館図書整備5か年計画」についてとりあげた「いま学校図書館が熱い!」というテレビ番組(文部科学省作成)が公開されていた。
朝陽第一小学校については、「学校図書館メディアの構成」など、図書館情報専門学群の授業でもとりあげられることがあるので知っていたのだが・・・やべえ、昨年俺が授業で習った時よりさらに進化してやがる(汗)
全校児童の年平均読書冊数は約149冊(数年前は100冊くらいだった)。
1年館に学校図書館で本を借りたり読んだりしない児童にいたってとうとう0名になったとか(数年前は5〜8人くらいはいたはず)。
人の入れ替えが頻繁にある公立小学校でこのハイレベルを維持するばかりか発展させ続けてるってのはすさまじい。
VTR中ではSLAの理事長とかも出てきて、学校図書館の役割や資料費の問題についていろいろ語っている。
まあ最近の動向の話だが、司書教諭配置の話とかはあんまり出てこなかった。
番組のラストの方では司書教諭や学校司書の重要性も述べているんだが・・・いや、そこはもっともっとプッシュしてもいいところだろう。
朝陽第一の場合も、めちゃめちゃエネルギッシュでクレバーな学校司書さんが中心になって、司書教諭や校長やその他の先生方、PTAや関係諸機関と連携してきたからあの怪物じみたサービスが実現できてたわけだし*1。
資料だけじゃ駄目なんだよな、やっぱ「人」がいないと*2。
そっち方面への予算措置も資料費と合わせてとっていくことが重要なんじゃないかな、とか思う次第。
・・・そんな湯水のごとく金があるわけじゃないからみんな困ってるんだろうけどさ・・・