静けさに対して過敏すぎないか?
北京大学の図書館が、このほど新しい規則を打ち出した。それは「ハイヒールを履いての入館はお断り」というもの。静かな読書環境を守るため、ハイヒールやサンダルなど音がうるさい履物での入館を禁止しようと図書館職員の話し合いの結果この夏からの導入が決まった。
図書館の入り口には警備員を配備、入館する人の足元をチェックする。注意を受けたハイヒール姿の女子学生の中には仕方なく引き返す姿もある。
夏場はぺったんぺったん五月蠅いビーチサンダルがデフォのmin2-flyも入館断られるくちですね(苦笑)
なんだかなあ・・・いくらなんでも、静かであることに対して妄執的である気がしてならない。
そりゃあ、大声で喚き散らしながら館内を走りまわってるとか、音量最大の携帯電話のアラーム音を鳴らしっぱなしで放置してるとかいうのは取り締まるべきかとも思うが、日常生活で取りざたされないレベルの雑音にそこまで過敏である必要はないと思うけどね。
人間の動作には(隠密やら暗殺者は別として)基本的に音が伴うもんだし。
むしろ本当に生産的な空間ってかなりの雑音がするもんじゃあないだろうか。
もちろん、本当に静かな環境じゃないと集中できない、っていう人もいるんだろうが、そういう人らのためには奥まったところにでも閲覧スペースを置けば良い話であり。
館内すべてを、ハイヒールの靴音すらしないレベルにまで静けさを保ちたい、っていうのは、いくらなんでもやりすぎだと思うけどね。
まあmin2-flyが雑音が平気な性質だから思うことなのかも知れんないけど・・・
本当に無音じゃないと集中できない、って人もいるんだろうし。
ただそれなら資料借りるなり複写して自宅でやれよ、って気もするが。