かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

パブリックドメインの本を刷ってただであげますinNY


ネタ元:NYPL、パブリックドメインの本を無料で印刷・提供するサービスを導入へ | カレントアウェアネス・ポータル


ニューヨーク公共図書館が、パブリックドメイン著作権切れ)の本を無料で印刷・配布するサービスを始めるそうだ。
当初は「ふーん、日本だと青空文庫を印刷して配るみたいなもんか? 図書館は本を貸すところ、ってイメージが定着してることを思うとなかなか面白い取り組みであるやもしれんが。別にインターネット端末とプリンタあれば誰でも出来るじゃん、なんでわざわざ・・・」と思った。


思ってた。


で、なんか実際にその印刷機械(“Espresso Book Machine(EBM)”という専用機らしい)が稼働している映像が見られるということで、「数分で一冊分プリントできるってことで、高速印刷機かなんかかねー」とか思って見て見たわけですよ。


印刷風景


でかっ!
え、なにこれなにこれ、印刷機とかいう範疇超えてない?
工場?
てっきりプリントアウトしたものをせいぜい簡易製本したくらいで渡すのかと思いきや、普通に製本してるじゃん、これ。
すごいな・・・っていうかこんなん無料で提供してコストとか大丈夫なのかな・・・
恐るべき合衆国。
ときどき予想のななめ上をいくことをやらかしてくれるから奴らは侮れない・・・
っつーかこんなぷち工場みたいな設備図書館に入れてまでそんなプロジェクトはじめるとか予想できねーよw