かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

春の文学フリマ2008に行く予定です


来週5/11(日)に秋葉原で開催される「春の文学フリマ2008」に行って来ようと考えています。


去年の秋に買った奴がまだいくつか積読状態だったりするんですが(爆)*1
ちなみに前回同様、今回も自分の基本的な目当ては筑波批評社


新刊『筑波批評2008春』が出るほか、『筑波批評2007』『物語の(無)根拠』等の既刊も再頒布されるそうです。
ちなみに新刊とかにはなにもしてない自分ですが、『筑波批評2007』には「電子図書館と「館」の希薄化-物理的な、あるいは電子的な-」と題した原稿も寄せています。
去年の夏の段階で、CiNii/Science Directが検索エンジンからのクロール許した話とか、機関リポジトリが同じくクロール出来るとか、あるいはBook Searchの結果からOPACに跳べる話なんかを中心に「もう特定のインタフェースからしか欲しい情報にアクセスできない時代じゃない!」と言うような話を展開しているのですが・・・
・・・なんか、今見ると凄い当たり前の話をしているような・・・(汗)
NDLもAPI公開し始めたし*2、あとはWebcatPlusとかがこの方向に行けば国内の大御所もだいたい動いた感じになるだろうか。
いずれにせよ当たり前すぎる話をしている気がするぞ・・・おかしい、去年はけっこう先走ったこと言ってるつもりだったのに・・・時代の動きって早いねorz


まあでも、2007の方は他にもhttp://d.hatena.ne.jp/i-Ag/20071214/p1で取り上げられている例の座談会が載っているし、新刊も(目次だけではわからないのもあるけれど)面白そうなので、気になった方はぜひ当日秋葉原まで起こし下さい。
自分も売り子でもなんでもなく一般客として午後くらいに出没予定。
前日に徹夜確定の用事もあるので、どんだけ生命体としてのラインを保っているかは怪しいけどね!*3

*1:フランス書院美少女文庫総解説』とか。レファレンスブック的に使うつもりで買ったので「読んで」ないのは当然やも知れないが。ライトノベルに関する研究をしたい人とかエロ本について研究している方で興味がある人は声かけて下さい

*2:国立国会図書館、デジタルアーカイブポータル(PORTA)で外部提供インタフェースを公開(2008-03-31) - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版

*3:しかし最近、イベントごとの告知とかレポートばっかになっている気が・・・それはそれで面白いのだが。