かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

第1回ARGカフェでライトニングトーク


すでにARGメーリングリスト版・ブログ版双方でアナウンスされていますが、7/12に秋葉原で行われる第1回ARGカフェでライトニングトークをすることになりました。


ライトニングトーク・参加者は以下の通りのこと(演題は今後変更する可能性があるそうです。自分のももちろんその可能性は否定できません)。

    • ライトニングトーク/Lightning Talks(15:30〜17:00)
  1. 永崎研宣(山口県立大学
    • 「人文科学が直面した二つの課題−学術Webの10年を振り返って」
  2. 伊藤民雄(実践女子大学図書館)
    • 「Directory of Open Access Journals in Japanの紹介」
  3. 當山日出夫(立命館グローバルCOE/Blogやまもも書斎記)
    • 「デジタル・ヒューマニティーズ−自ら情報発信することの意味」
  4. 二村一夫(元 法政大学大原社会問題研究所
    • 「ウェブ本と活字本−そのメリット、デメリット」
  5. 三中信宏農業環境技術研究所
  6. 赤間道夫(愛媛大学
    • 「ARGと市民的専門家」
  7. 江上敏哲(国際日本文化研究センター
    • 「ハーバード日記−ネットとリアルの境界線」
  8. 小笠原盛浩(東京大学大学院情報学環
    • 「メディアとしてのネットの信頼性」
  9. 三輪佳子(フリーランス
  10. 佐藤翔(筑波大学大学院)
    • 「大学生・院生にとってのブログによる学術コミュニケーションの可能性」
  11. 牛山素行(岩手県立大学総合政策学部
    • 「災害調査速報の発信をめぐる試行錯誤


あ、ちなみに言わなくてもわかると思いますが10人目(下から2番目)が自分です。
タイトルは「学術コミュニケーションの可能性」としていますが、ここにおけるコミュニケーションには「プロモーション」としての意味もあったり。
研究者にとっての自分のwebサイトを持つ意味については、今回の主催者である岡本さんご自身が『これからホームページをつくる研究者のために―ウェブから学術情報を発信する実践ガイド (ACADEMIC RESOURCE GUIDE)』で言及されていますが、学部生・院生に区切ることでブログ利用の新たな側面を切り出せると良いな、とかなんとか。
最も身近なサンプルが自分なので研究としては非常にやりづらい(被験者が分析・研究行うってのはなかなかねぇ・・・)ところなのですが、その分ライトニングトークでやるのに持って来いかな、と(笑)


周りの方々がそうそうたる顔ぶれなので不安もないでもないですが・・・「うわーん、なんで西でばっか講演されるんだ(泣)」と思ってた江上さんがいらしたり、今月号の『情報管理』に論文を掲載されていた伊藤さんがDOAJ in Japanなんてとんでもない代物引っさげて来られたり・・・ほかにも『これからホームページをつくる〜』で取り上げられている方々も幾人も来られるそうで、こりゃ自分のライトニングトークとか無関係にこのイベントは参加しとかないと、って感じです。
同日に筑波で行われる医学情報サービス研究大会*1との折り合いもなんとかつきそうですし(学群時代の同級生の発表が2日目で本当、助かった・・・)、これはもう今から7/12は期待大ですな!


・・・ところで、「学生・大学院生にとっての〜」という発表をする以上、当日会場に院生・学部生が全然いなかったりするとかなーりやり辛いのですが・・・そこら辺はどうなんだろう(汗)
ま、まあ別に院生・学部生に限るというわけでなく、インフォーマル・コミュニケーションのチャンネルとして使える(それが特に一般のルートからだと「研究者につながりにくい」人にとって重要な意味をなす)って話なので大丈夫・・・かな?