かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

書ききれなかった謝辞を


2010年も2週間が過ぎて初めてのエントリです(汗)
本日、修士論文を提出して来ました。
これからまだ副査の方の指導があったり、最終発表があったりとすべきことはたくさんあるのですが、とりあえずは一段落です。


論文の最後には当然、研究に関わっていただいた方々への謝辞を付しました。
自分の修論は先生方や研究科の他の院生はもちろん、他にも多くの大学図書館や学会の方のご協力を得て行っていたものです。
できることならお一人ずつ、A4で0.5〜1ページくらいは使ってお礼を述べさせていただきたいと思うほどなのですが、さすがにそれでは修士論文の考察部分より謝辞が長くなってしまうので(苦笑)
今回はA4で1ページにとどめさせていただきましたが・・・本当に、言葉ではうまくあらわせないくらい、皆さんに感謝しています。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。


それから、これも修論の中には書けなかったのですが、直接修論の研究にかかわっていただいた方以外にも、オン・オフ通じ自分と関わりのあるすべての方にこの場を借りてお礼申し上げます。
普段、言いたい放題・やりたい放題やっているのでそうは見えないかもしれませんが(苦笑)、自分は一人では頑張れないというか、誰かが反応してくれたり、それをきっかけにコミュニケーションを取ることで初めて自分の考えややりたいことが形にできる人間です。
修士論文を進めるにあたっての自分の姿勢や論文内で述べた考えも(後者はいずれ雑誌論文などにまとめて出す予定なので詳しくは書きませんが(笑))、このブログやTwitterはてなの各種サービスなどのオンライン、そしてオフラインを通じての皆さんとの関わり合いの中でまとまり、固まってきたものであると思っています。
というかmin2-fly自体、自分と関わってくれる方々がいて初めてこうして活動できているんだと思います(「責任を押し付けるな!」と怒られるかも知れませんが(汗))。
本当にいつも、ありがとうございます。
これからもオン・オフ通じ(できれば仲良く、あるいは喧嘩でも構いませんので)関わっていただければ幸いです。
よろしくお願いしますm(_ _)m


以下、私信です。
図書館・電子図書館関係の話題以外に興味のない方は読まない方がいいかも知れません。
このブログの性格を考えると書かないべきかとも思ったのですが、やはり書かないと先に進めそうにないのと。
なんとなく、ここに書くのが一番届きそうな気がするので、ここに書きます。




謝辞の中で2人だけ、研究とは直接関わっていない人を挙げさせて貰いました。
その2人に感謝を述べずに論文を終えることはできないと思ったからですが、やはり限られた紙数の中では感謝の気持ちを書ききれなかったので。
書ききれなかった分、ここであらためてお礼を述べさせて下さい。


まずは執筆期間中、自分が一番心理的に折れそうになったときに、黙って話を聞いてくれた友人に。
君がいなかったら、きっと僕はあの日に崩れ落ちたままで、この論文を書き上げることもなく、今こうしてここにいることもなかったかも知れません。
僕の弱いところも、駄目なところも、一番良く知っているだろうあなたがかけてくれる言葉から。
僕とは全く違うフィールドだけれど、僕よりもずっと大変なはずなのにいつも頑張っているあなたの姿から。
いつも僕はたくさんの勇気を貰っています。
本当にありがとう、あなたがいてくれて良かった。





それから。
僕が筑波大学に、図書館情報学の道に進むきっかけを作った、大切な、素敵な後輩に。
最後に電話したとき、修士論文の弱音を吐く僕に「〜先輩なら大丈夫でしょ」と当たり前のようにあなたが言ったから、その信頼を裏切りたくなくて今日まで投げださずにやってこれたんだと思います。
今、僕が僕を信じていられるのは、きっとあなたが僕を信じてくれていたからで。
僕が自分が何かをできるはずだと思えるのは、僕に期待していると言ってくれたあなたの言葉があるからです。
修論を、読んでもらう機会は、なくなってしまったけれど。
まあでもこのままで渡しても興味を持ってもらえるような内容とも思えないので(苦笑)
いつか、あなたが読んでも面白いと思ってもらえるような形でまとめ直して、届けに行きます。
・・・どうかな、あなたに興味を持ってもらう図書館情報学って自分で言っていてもそうとうハードル高そうですが・・・なんとか、頑張ります。


もう、あなたの話が聞けないことが。
あなたの紡いだ言葉を読めないことが、辛くて。
本当に辛くて、ずっと立ち止まって泣いていたい気分だけど。
あなたがくれたたくさんの言葉が、止まるなとせっついている気がするので。
「〜先輩に期待です!」と言われた、「そんな風に楽しく忙しくお仕事したいです」と言われた、もっとたくさんの嬉しい言葉をもらった、あなたの先輩を、ここで立ち止まらせるわけにはいかないと思うので。
僕は、これからも前に進んでいこうと思います。




この先、僕が少しでも何かを為すことができたなら。
そのすべてを、まずはあなたに捧げます。
迷惑かも知れませんが、宿題を出したからには採点するのはそちらの役割と思うので、きっちり受け取ってください。
その分、こちらも合格点目指して頑張ります。


これまで本当にありがとう。
これからも、ずっと、ありがとう。