かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

「狼と香辛料」


狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (4) (電撃文庫)

狼と香辛料 (4) (電撃文庫)


巷ではなにかと話題の(?)「狼と香辛料」。
ずっと手を出してなかったんだけど、5月の一人ライトノベル祭りの余韻で買ってしまった(笑)

行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作。
Amazon.co.jpより)


なんていうか、もうね。
ロレンス可愛すぎ。
嘘をついたってどうせホロにバレる、ってわかってからは特に。
商人として優秀な25男とは思えない可愛さ。
そりゃあホロもからかっちゃうよー。
主人公もヒロインも可愛い小説ってなんだそれ。
これでデビュー作ってんだから空恐ろしいな作者。


あと、食い物の描写がうまそう。
中世っぽい世界観だからライ麦のパン(それも硬いの)とか干し肉とか蜂蜜かけたパンとかチーズとかそういうのばっかなんだが、それが妙にうまそうに思えて仕方ない。
なんだろうな。
俺が影響受けやすいだけかもしれないが、面白い小説は食い物の描写が美味そうである、という定説はあたっているような気が最近特にしてきた*1


あー、また一シリーズ、読む小説増えたなあ・・・。
ま、今月末からバイト夏季限定のバイトはじめるから、それのあがりをライトノベルに回せば全然大丈夫なんだが。
・・・と、言いつつ、今の日数だとあんまりたくさんは買えなさそうなんだよなあ・・・
なんか他にも稼ぎぶち探すかー。
そんなことしてないでちゃんと研究すすめろって話だがー。
大学院の推薦入試はもう目前だぞ俺ー。

*1:もちろん美味い食い物が出てくるとき限定だが