かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

イベント告知:「図書館は視えなくなるか? ―データベースからアーキテクチャへ」 第3回 「言語とはなにか― 書く、伝える、遺す」(長尾真 × 円城塔(作家))


第1回、第2回とイベント告知&レポート掲載してきました国立国会図書館長・長尾真先生のトークセッションシリーズですが。


第3回の予約受付が、先日開始されました。
今回の長尾先生との対談相手は・・・小説家・円城塔です!


キタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!!
今までの対談相手も納得の方ばかりでしたが、今回はお相手が円城塔だと聞いた瞬間からもう大興奮ですよ。
自然言語処理電子図書館の分野の雄・長尾真先生と。
あの『Self-Reference ENGINE*1円城塔ですよ!
はじめて読んだときの衝撃は今も忘れません*2
内容は覚える/覚えない以前に最高にわけわかりませんでしたが、超面白かった。


このセッション、おもしろくならないわけがあるまい・・・!
ということで毎回会場から人があふれんばかりに人気のトークセッションシリーズですが、今回もあふれないうちに早めの予約をおすすめします。
(予約していても立ち見の可能性があるので早めに会場入りするようにした方が良さそうです)


では以下、d-logのサイトからのイベント告知です

これまで本という形を与えられていた情報は、インターネットをはじめとする様々な媒体の間を相互に行き来するようになりました。データベースとして機能してきた図書館も勿論、この変化の中に在ります。これからの図書館はどんな形で、どんな新しい「できること」を提供できるのでしょうか。言語や文字から生み出される行為や現象から、言語の可能性と不可能性を考えてみる。「書く」「伝える」「遺す」などの行為や言語の存在により生じるさまざまな現象と、本や図書館はどう関わるのだろうか?視えない本や図書館はありうるのだろうか?
自然言語処理の世界の尖端で言語と向き合ってきた情報工学者・長尾真氏と、「SF」「純文学」などのカテゴリーに閉じることなく自由に「言語とは何か」をテーマに書き続ける作家・円城塔氏による、言語を巡るトークセッション

  • 日時:2009年10月1日(木)19:00〜21:00(受付開始 18:45)
  • 対談者プロフィール
    • 円城 塔 氏

1972 年生まれ。博士(学術)。1995年東北大学物理学科卒業。2000年東京大学総合文化研究科修了。北海道大学京都大学東京大学でPD[Post- Doctoral Fellow]を経て、2007年より小説家。第104回文學界新人賞、第1回文学賞メッタ斬り!新人賞を受賞。著書に『オブ・ザ・ベースボール』『Self-Reference ENGINE』『Boy’s Surface』。在学・在職中の専門は広義の物理学。主テーマは、言語とは何か。文芸誌、SF専門誌、Web雑誌などジャンルを問わず活動中。小説家へ転身してからの主な興味は、文字を使って何が可能か、或いは文字を使わずに何が可能か。動く文字や動く小説を文字を使って書くことはできるのか。例えば小説を読むことは読み手の中で何かが動くことであり、それを小説本体へ折り返すことはできるのか、等。スローガンは「飛び出す小説」「書けない小説」「消える小説」「勝手に書かれていく小説」等。


セミナー参加の受付はEメールにて行われます(アドレスは以下のページから)


ちなみに例によってmin2-flyはすでに予約メールを送ったあとでこのエントリを書いています。
今回ばかりは・・・今回ばかりは席を逃すわけにはいかない・・・!