かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

図書館

本ブログをもとにした連載、を、まとめた本が出ます!

前回の更新からまたも2年ほど放置してしまいましたが・・・その間も前回記事で猛プッシュしていた、紙版ブログの雑誌連載は落とさず続けています! 前回記事 min2-fly.hatenablog.com 紙版ブログ掲載誌:ライブラリー・リソース・ガイド https://www.fujisan…

「粗悪学術誌掲載で博士号 8大学院、業績として認定」についての補足+元ネタ原稿について

「LRGに連載開始するにブログ再開するぜ!」と宣言してからはや1年と9ヶ月弱。 はてなダイアリーももうすぐ終わりですよって時期ですがまだブログへの移行も終わっていない体たらく。いずれちゃんとやります。 まあなんで更新停止してたって忙しかったからと…

博士後期課程に進んでも人並みの人生も幸福も手に入る そう、図書館情報学ならね

実に約2年半にわたってブログの更新を停止してしまっていましたが・・・お久しぶりです、id:min2-flyです。 あまりにも久々すぎてはてな記法を完全に忘れています。 あと自分のブログ文体もだいぶ忘れました。 世間的にはもうはてなブログが全盛ですが当方は…

同志社大学大学院に図書館情報学コースが開設されます&村田晃嗣学長・長尾真先生をメインゲストにお招きしての講演会が開催されます!

前置きなしでいきなり本題から(なお以下、ステルスでもなんでもない広報記事です)。 同志社大学大学院、総合政策科学研究科総合政策科学専攻に、2015年度から図書館情報学コースが開設されます!! 大学院 – 同志社大学図書館情報学研究室/同志社大学大学…

さあお祭りだ! 10/21は「オープン世代」の研究とコミュニケーションの話で盛り上がろう!(第3回 SPARC Japan セミナー2014「オープン世代」のScience のご紹介)

最近、ブログ更新といえばなんらかの宣伝となりつつありますが(苦笑) 今回は自分も参加しているイベントの紹介です! 第3回 SPARC Japan セミナー2014 (オープンアクセス・サミット2014 第1部)「「オープン世代」のScience」 【概要】 本セミナーでは,米S…

「人文社会系の学協会誌はほとんど秘境。紀要に載った方がネット上では目立つくらい」(【宣伝】『DHjp No.4 オープンアクセスの時代』に寄稿しました!)

・・・久々の更新すぎてはてな記法をかなり忘れている(汗) 以前から更新頻度が減ってはいたこのブログですが、今回は実に4ヶ月ぶりの更新だそうで。 その間、何も書いていないわけではなく、『月刊DRF』*1の隔月連載があったり、カレントアウェアネス-Eに…

ロボットが博士号を取る日。あるいは、既にもうとっている可能性も?(シリーズ:かたつむりとオープンアクセスの日常)

最近、イベント記録の更新ばかりになっている当ブログですが、今回は久々にイベントレポートでも告知でもない記事です。 と言っても一から書いたわけではなく、月刊DRFで去年からやっている連載企画「かたつむりとオープンアクセスの日常」からの転載。 月刊…

日本政府のオープンアクセスに関する方針・動向がわかる(?!)・・・日本学術会議主催学術フォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本:研究と学術コミュニケーションへの影響」参加記録

学術フォーラム「世界のオープンアクセス政策と日本:研究と学術コミュニケーションへの影響」 2014年3月13日(木) 13:00〜17:30 開催場所:日本学術会議講堂 主催:日本学術会議 共催:文部科学省、独立行政法人日本学術振興会、独立行政法人科学技術振興…

2014年度 近畿地区MALUI名刺交換会のお知らせ

すっかりブログ更新を停止している間に、教員生活をはじめてから1年が過ぎていました・・・どころか新学期が始まってしまっていました(汗) まあそのあたりの積もる話とかアップロードしそこねているイベント記録とかの話は後日またアップするとして、今回…

人文社会系×オープンアクセスを考える:第2回 SPARC Japan セミナー2013 「人社系オープンアクセスの現在」参加記録

気がつけば8月も終わり、世の中は新学期ムードですね。 しかして我らが大学人の夏休みはまだまだ終わりませんぜ! ビバ夏休み! ・・・学生さんは夏休み・・・だというのに、どうも教員の方は学期期間中より忙しい気がしているのですが気のせいでしょうか(…

「国立国会図書館出向報告:カレントアウェアネス-Eの編集経験を中心に」(京都情報図書館学学習会 #207 参加報告)

皆さん、カレントアウェアネス・ポータル読んでますか。 カレントアウェアネス・ポータル | 国立国会図書館 毎日最新の図書館、図書館情報学関係情報を更新するカレントアウェアネス-R。 隔週で適度なボリュームに図書館関係の動向をまとめて配信されるカレ…

2016年、京都から知的生産インフラの世界を変えていく!(総合資料館会館開館50周年記念トークセッション「新資料館に期待する」参加記録)

就職して以来、すっかりイベント記録のアップが遅くなった当サイトですが。 7/14(日)は京都府総合資料館で開催されたイベント、総合資料館会館開館50周年記念トークセッション「新資料館に期待する」に行って来ました! 【イベント】京都府立総合資料館開…

【再掲】第1回 SPARC Japan セミナー2013「SPARCとSPARC Japanのこれから」(オープンアクセス・サミット2013 学術情報のオープン化に向けて〜現在の到達点と未来の展望〜 参加記録その3)

どうやら昨日書いたエントリが、1日にアップできる量を超えていたようで途中で切れてしまっていました(汗) ご指摘くださった方、ありがとうございましたm(_ _)m あらためて、6/7のSPARC Japanセミナー記録をアップしたいと思います。 (以下、途中までは…

第1回 SPARC Japan セミナー2013「SPARCとSPARC Japanのこれから」(オープンアクセス・サミット2013 学術情報のオープン化に向けて〜現在の到達点と未来の展望〜 参加記録その3)

前々エントリ*1、前エントリ*2に引き続き、OAサミット2013参加記録その3です。 2日目・午後の時間は第4期に入ったSPARC Japanセミナーですよ! 国際学術情報流通基盤整備事業 │ イベント情報 │ H25 │ 2013年度第1回「SPARCとSPARC Japanのこれから」 今回…

博士論文は「やむを得ない事由」がない限り機関リポジトリで公開される時代(オープンアクセス・サミット2013 学術情報のオープン化に向けて〜現在の到達点と未来の展望〜 参加記録その2)

前エントリ*1に引き続き、OAサミット2013参加記録その2です。 2日目・午前の時間はまるまる博士論文のリポジトリ登録・公開の話ですよ! 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平成25年度 │ オープンアクセス・サミット2013 学術情報のオ…

機関リポジトリの今とこれから…350機関/100万超コンテンツの現在とその先(オープンアクセス・サミット2013 学術情報のオープン化に向けて〜現在の到達点と未来の展望〜 参加記録その1)

下手なこと*1は言うもんでなし。 すっかりご無沙汰の更新ですが、別に閉鎖あるいはブログ休止していたわけではないのです。 ただ、日常業務に追われてなかなかイベントに参加しなかったり、参加しても書かなかったりの結果、ずいぶん更新をせずに今に至った…

学位取得・筑波大学修了のお知らせ

前回エントリ*1をアップしてからはや、一ヶ月半が経ち、新年度に入ってしまいました。 春は出会い・別れ・旅立ちの季節と言いますが、図書館界でも様々な方が4月からの転身を発表されていますね。 1つずつにリンクを貼って貼り忘れがあると怖いので貼りま…

「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」は永遠に不滅です!

新たな身分を得たことに伴って、このブログも今までのようには続けられなくなるものと思います。 2007年2月に始めたので、既にはじめて6年・・・最初の頃はただの日記みたいな内容も多かったものが、いつの間にか図書館系の時事ネタについてデータを分析し…

自らも財政が厳しい中で図書館によるオープンアクセス財政支援を考える:「図書館によるオープンアクセス財政支援」(第7回 SPARC Japanセミナー2012 参加記録)

皆さんはarXiv.org e-Print archive、使ってますか? このブログは図書館系の方か、「PLoS ONE」でググってきたバイオ系の方が多そうなのでそれほど日常的に使っている方はいないかもしれませんが、コンピュータサイエンスよりの方はしばしば見られているか…

「区立中学でWiki体験:校内専用Wikiを授業で」「文化教育施設の被災・救援・関連情報まとめサイト:saveMLAKウィキへの引き込み大作戦」「ウィキペディアの間違いを直すための情報探索」(Wikimedia Conference Japan 2013参加記録その3)

承前: 「Wikipediaの現在の課題と、どのようにして一緒に日本のWikipediaコミュニティをサポートするか」&「エンサイクロペディアとアーカイブの結婚:ウィキペディアから新しい大学は生成するか」(Wikimedia Conference Japan 2013参加記録その1) - か…

「国会図書館のサービスを使おう」「学術情報サービスCiNiiとその周辺」(Wikimedia Conference Japan 2013参加記録その2)

承前: 「Wikipediaの現在の課題と、どのようにして一緒に日本のWikipediaコミュニティをサポートするか」&「エンサイクロペディアとアーカイブの結婚:ウィキペディアから新しい大学は生成するか」(Wikimedia Conference Japan 2013参加記録その1) - か…

「Wikipediaの現在の課題と、どのようにして一緒に日本のWikipediaコミュニティをサポートするか」&「エンサイクロペディアとアーカイブの結婚:ウィキペディアから新しい大学は生成するか」(Wikimedia Conference Japan 2013参加記録その1)

今日は東大で開催されたWikimedia Conference Japan 2013(WCJ2013)に参加して来ました! http://www.wcj2013.info/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8 Wikimedia Conference Japan 2013 (WCJ2013) では、各種催しを企画していま…

『日本の図書館におけるレファレンスサービスの課題と展望』(国立国会図書館関西館 平成24年度図書館調査研究事業 中間報告会)

滑り込みセーフで2013年1月唯一のエントリ。 皆様、大変遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。 本年も変わらずご愛顧のほどよろしくお願いします。 Twitter等ではちょくちょく近況報告しておりますが、現在なんとか博士論文の執筆も終わり、最…

図書館系勉強会KLC 「お前は今まで述べた "今後の課題"の数を おぼえているのか? 」

id:humotty-21さんのブログに掲載されていた図書館系勉強会の今年度からの記録です。 図書館系勉強会@つくば、3学期の部が始まりました。 3学期は毎週水曜日、3時限に筑波大学図書館情報学図書館の春日ラーニング・コモンズで開催です! 興味がある方はぜひ…

オープンアクセスが支配的な世の中になったら図書館業務はどう変わる?!「オープンアクセスによって図書館業務はどう変わるのか〜図書館のためのオープンアクセス講座〜」(第6回 SPARC Japanセミナー2012 参加記録)

突然ですが、当ブログ「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」、一応「図書館系ブログ」なるくくりの中に含まれております。 はてなダイアリー部門別ランキングでは「図書館」にずっと居座っておりまして*1、書いているのも図書館系の大学院生ですしブログタ…

「Symplectic Elements:新世代研究情報管理ソリューション:リサーチアドミニストレーション、研究戦略立案の切り札」(第14回図書館総合展参加記録その5/図書館総合展連続更新その6)

「Symplectic Elements:新世代研究情報管理ソリューション:リサーチアドミニストレーション、研究戦略立案の切り札」(第14回図書館総合展参加記録その5/図書館総合展連続更新その6) 図書館総合展連続更新シリーズ、ついに最終日・3日目。 最初の時間…

「第9回デジタルリポジトリ連合ワークショップ(DRF-9)第3セッション『頼れるリポジトリ運営のかたちとは:日英の共同・共用リポジトリ』」(第14回図書館総合展参加記録その4/図書館総合展連続更新その5)

図書館総合展連続更新シリーズ、2日目最後のフォーラムの時間は再びDRF9の会場に戻って来ました。 学術雑誌の変貌:フィンチレポート、新BOAIイニシャチブ、英国最新事情 | 第14回 図書館総合展 学術雑誌の変貌:フィンチレポート、新BOAIイニシャチブ、英…

「これからの情報サービス:大学は図書館に多くを期待している−IAALの取り組み」(第14回図書館総合展参加記録その3/図書館総合展連続更新その4)

2日目・お昼の時間は、これは図書館総合展運営委員会の下請けで大学図書館支援機構のフォーラム記録を取って来ました! 詳しくは公式サイトにアップの記録を参照のこと: これからの情報サービス:大学は図書館に多くを期待している-IAALの取り組み | 第14…

機関リポジトリ/オープンアクセスに関する国内優良事例/海外動向紹介! 「第9回デジタルリポジトリ連合ワークショップ(DRF-9)第1セッション『イントロダクション:海外情勢解説、国内事例報告』」(第14回図書館総合展参加記録その2/図書館総合展連続更新その3)

図書館総合展参加記録シリーズ2日目。 2日目最初はデジタルリポジトリ連合(DRF)の全国ワークショップに参加してきました!(ここまで去年のエントリのコピペ) 学術雑誌の変貌:フィンチレポート、新BOAIイニシャチブ、英国最新事情 | 第14回 図書館総合…

日本の研究者の電子情報資源への態度/論文・雑誌の利用状況の現状がわかる! 「『SCREAL2011』報告会:調査結果に見られる電子情報資源の現在と今後の方向 」(第14回図書館総合展参加記録その1/図書館総合展連続更新その2)

図書館総合展連続更新シリーズその2。 初日・3つめのフォーラムの時間帯は学術図書館委員会(SCREAL)主催のイベント、「『SCREAL2011』報告会」に行ってきました! http://2012.libraryfair.jp/node/827 45機関約4,000名からのデータをもとにした利用の実…