Current Awareness Portalの更新体制-回答編-
問題編については以下を参照のこと。
カレントアウェアネスポータルが更新されないことで週末を知る - かたつむりは電子図書館の夢をみるか
要点をまとめると、
カレントアウェアネス-Rは深夜に更新されたり、とても公務員であるはずの国立国会図書館が正課の業務時間内にやってるとは思えないんだが、いったいどんな風に更新しているんだろう?
という話。
で、気になったので国立国会図書館にメールして聞いてみました。
「公共図書館論」の授業中で某薬袋教授も「わからないことは図書館に聞こう!」っておっしゃってたし(*この場合意味が違います)。
ご本人たちにお聞きするのが一番ではなかろうかとー。
送ったメールの内容はこちら
―略―
さて、そのようなわけで毎日Current Awareness Portalを拝見しているのですが、
本日はひとつ気になることがあってメールさせていただきました。
特にカレントアウェアネス-Rについて、時々20時過ぎなど夜遅くに更新されることがあると思いますが、いったいどのような体制で運用が行われているのでしょうか?図書館の業務中に行われているにしては不思議な時間帯の更新が目立つと思うのですが…
終業後の時間や残業によって更新されているのでしょうか?(だとしたら頭が下がる思いでいっぱいです)単純な好奇心からの質問で、お忙しい中申し訳ないとは存じますが、お答えいただけたら幸いです。
―略―
で、調査情報係長さんからのご返信がこちら。
―略―
当調査情報係は、
・図書館及び図書館情報学に関する情報の収集並びに調査及び研究
・その成果の編集及び提供を職務としており、3名で「カレントアウェアネス」の編集、「カレントアウェアネス-E」の執筆、「図書館及び図書館情報学に関する調査研究」の企画・監督(実務は外部に委託しております)などの業務を行いながら、ウェブサイト「Current Awareness Portal」の運用を行っております。
同サイトで「カレントアウェアネス-R」として提供しております情報の収集につきましては、原則として勤務時間内に行っておりますが、他の業務との兼ね合いで、ウェブサイトの更新作業が勤務時間外になる場合があります。
―略―
まず驚いたのが調査情報係の陣容。
3名かよ! 3名でカレントアウェアネス編集しながら、他にも調査研究活動を企画したりしつつ、カレントアウェアネス-Rの執筆まで・・・。
っていうかカレントアウェアネス-Rだけでも3人で書いているとは思わなかった・・・それで毎日あの更新頻度。神の類の方々ですか。
そして、カレントアウェアネス-Rの更新が遅いときはやはり残業であった、と。
実際にはwebの更新だから自宅とかからしてるのかも知れないけど・・・それにしたってすごいよなあ。
さすがは国立国会図書館関西館。
西の雄の実力は予想をはるかに上回るものでした。
そしてこの質問への返信が来たのも22時近くであったという・・・
国立国会図書館関西館事業部図書館協力課情報係長のMさん、詳細なご回答ありがとうございました。
そしてお忙しい中、余計な仕事を増やして申し訳ありませんでしたm(_ _)m
これからも最新情報のキャッチアップよろしくお願いします。
・・・しかし、マジクオリティ高いな国立国会図書館・・・