かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

BlogにISSNを付与すべき?

ネタ元:Is Blogging Serializing? | Library of Congress Blog

アメリカ議会図書館(Library of Congress:以下LC)のブログで、ブログがISSNを持つことの是非が話題になっている。
LCブログの執筆者が同僚にブログにISSNを付与することを提案されたとかで、LCブログ、ひいてはブログ全般がISSNを持つべきか否か、ブログがISSNを持つことのメリットとデメリットはなにかを閲覧者に問いかけている。


LCブログ側が述べていることとしては、

  • offiical "number"を持つことの誇り(プラス)
  • ブロガーは独立性の強いことで知られる、変人やらとっつきにくい奴の多いところだから、識別子を付与されることに反発する奴がいるかもしれない(マイナス)

などがある。


すでに多くのコメントが寄せられていて現在も着実に増えている。
コメントの中では、

  • 個人的なものではないブログなら持ってもいいんじゃない? 方法を教えてくれたら私も持ちたい(プラス?)
  • ISSNが付与できたらブログが見つけやすくなると思う(プラス)
  • ウェブサイトやブログにはすでにURLっていう個別の識別子があるんだから、ISSNはつけなくてもいいんじゃない?(マイナス?)
  • ブログのシリアルナンバーは既にあるよ?(プラスでもマイナスでもなし)
  • ISSNふる意味あるのか? すでにブログの数は伝統的な出版社より多いんだぜ?(マイナス?)
  • ISBN registryの経験から考えて、ブログに識別子をふることで色々な可能性が広がると思う(プラス)

などなど、賛否両論。
ただ、否定的な見解についても「ISSNをふるのに意味があるのか?」っていうのが主で、ブログに個別の識別子をふること自体のマイナスな側面は特に言及されていない。


個人的にはOfficialなブログであっても、必ずしも定期的に更新されるとも限らないし、膨大な数のブログが日々、生成されたり消滅したりしていることを考えると、「ISSN」を付与するのが正しいのか否かは多少、慎重に考えてもいいのかなー、とか考えている。


・・・ところでISSNって何桁だっけか? 
8桁くらい?
ブログに割り振って、足りるのか?