かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

文系とか理系とか


知人のmixi日記見てたら文系・理系のコミュニケーションの話題が載っていて、割と面白かった。
特にコメントとかはしてないけど。
自分がどっちだか決めかねたので。
一応、他人に聞かれたら「文系」と答えるようにしているが(数学とプログラミングが出来ないので)・・・実際のところはどうなんだろうな?
やってる内容的には社会科学に近い内容ではあるんだが・・・心情的には自然科学に近いような、人文科学に遠いような。
「CiNiiで検索して論文が一本もヒットしないような日本人に興味ねえ!」とか思いつつ、そういう人は図書をバンバン出してくれている人であったりもして。
どっちともコミュニケーションをとらないといけないので、どちらの言語もしゃべれるようにならなきゃいけない、そんな図書館情報学
まあ、まわり見渡しても確かにそんな感じの先生方ばっかりだし、きっとなんとかなるだろう。
高校時代より文系/理系で人を区別することが減ったのはいい傾向であると思う。
文系にとってだって、話のあう理系もいれば、全く話の通じない文系もいるわけで。
逆もまた然り。


結局のところは文だの理だの、なんて大枠じゃなんもわかりゃしねーよなー、とか思った。
そもそも法学・経済学と文学が一緒の分野に放り込まれてるのが意味分からんわけだしね。
哲学の一部に至っては親和性高いのむしろ数学だろ、とか。
人文科学とかの区分けにしたって、親和性高いようで決定的に違うはずの歴史学者民俗学者を一緒くたにしてるわけだし。


類型化は便宜上のものにすぎず、なんかを理解するときに役に立つこともあるが、実世界にあてはめようとしすぎると齟齬が出ることもしばしばなわけで。
言葉半分、くらいでいいんじゃないかねー。


・・・ま、数学できない人間にとっては「俺、文系なんで」は最強の言い訳なんで重宝するけどね(笑)