発行からは若干遅れましたが・・・
全代会の広報誌「Campus」最新号に筑波大学の図書館喫茶に関する記事が掲載されていました。
(電子版はまだwebにないようなので発行元のブログ)
記事自体は半ページ特集なのでそこまで詳しい話が掲載されているわけではないのだけれど・・・
学生側から出ている懸念としては、喫茶店を併設することで館内への飲食物の持ち込みが増えるのではないか、と言うことがある様子。
2003年にすでに図書館に喫茶店を設置した横浜国立大学の例についても紹介されているのだけれど、その中でも
横浜国立大の場合にも、喫茶で買った飲み物をゲート内に持ち込んでしまう事例がある。
「1階に喫茶があるために、ゲート内は飲食禁止であることが理解されにくいのでは。喫茶の良し悪しは学生のマナーにかかっている」と久保職員(横浜国立大・図書館企画係)は話す。*1
と飲食物の扱いの難しさについては触れられている。
ただ・・・ここら辺は難しいところと言うか、なんというか・・・
合衆国なんかだと図書館指定のタンブラーに入れた飲み物だけは持ち込み可、って言う例があることもよく紹介されるし。
先日行ってきた京都の大学図書館の中にも、いわゆる「ゲート内」についても部分的には(休憩スペースにあたるような部分は)飲料の持ち込みが可(ただしペットボトルに限る等の制限があるところも)、って言うところもあったりして。
「資料保存ったってどうせ借りた資料を自宅でもの食ったり飲んだりしながら読んでるんだろ?」ってなこともあり、ゴキブリ等害虫の問題を考えれば食品はやっぱ持ち込ませたくないところであるが、飲料の扱いについてはこれ(図書館喫茶設置)を機に真剣に考えるべきところではあるかも知れない・・・
2階*2の閲覧スペース(端末の設置されていない机およびソファスペース)に限っては、喫茶店で売っているタンブラーに入れた飲料なら持ち込み可、とか。
ただそこからさらに筑波特有(?)の問題と言うか、図書館がでかすぎて死角ばかりなのでいったん持ち込みを許可すると注意の労が従来に比べ跳ね上がる可能性もある。
持ち込み禁止区域で飲料を持っていても「いや、飲んでない。持ってるだけだ」って言い返された場合、部分的にでも飲料持ち込みOKにしていると全面禁止よりも対処が面倒だろうなあ、とかなんとか。
まあそれ以前に死角の閲覧スペースでいくら飲み食いされても気づけなさそうな気もするが。
ま、結局最後は
「喫茶の良し悪しは学生のマナーにかかっている」*3
と言うことに落ち着くんだろうが・・・マナー、マナーかあ・・・どうだろうなあ・・・・・・・・・
まあ四の五の言っても始まらないというか、とりあえずやってみなくちゃわからないのでやるだけやってみてから、ってことになるんだろうが。
来年3月には図書館喫茶がオープンとのことなので、とりあえず細かいことが見えてくるのはそれからかなあ・・・
・・・・・・・・・そもそも図書館情報系の学生は4年生ともなると中央図書館なんてめったに足運ばないんだけどね・・・・・・・・・
・・・・・・・・・図書館喫茶もなんとか電子化できないもんか??
12/05 19:55追記
図書館喫茶の業者がスターバックスに決定したとの続報がありました。
これなんて筑波大中央図書館限定タンブラー販売開始フラグ??