かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

面接の話(大学入試編)


**注! 以下の話はあくまでmin2-flyの主観に基づく戯言です。
この情報を鵜呑みにした結果としてなんらかの不利益を被ったとしても当方は一切の責任を負いかねます。


ネタ元:面接の話: さ迷う

特に、「図書館の中でもこんなことに私は興味あるんですよ」とかゆーアピールはむしろいらないのじゃなかろうか。ひかえめにね。図書館に限らず、どこでも 3年くらいで異動があるから、好きなものがある人は異動をいやがりそうで、視野が狭いとして、上に嫌われやすいのじゃ、と、思う。
で、僕とは逆に、試験は受かりにくいけど、面接は落ちたことがないという人の話を聞いたら、「自分はなんだってやります」みたいな路線だったらしい。仕事はどんなことにあたるかわからないけど、どんなことだって興味を持って責任を持ってやる自信がある人が、面接で好かれやすいのじゃ、と、僕は思ったわけです。


下の記事でも書いたが、今日、盛んに推薦入試の面接に関する話を聞かれて思ったこと。
ネタ元の川蝉さんの記事は大学図書館の採用面接時の話だが、大学/大学院受験にも一部で通じるところがある気がした。


大学推薦入試の面接テクニックの本なんかには、「大学の特色ある取り組みについて知っておく、興味を持つのは大事だが、一部を取り上げて『○○がしたくてここに来ました!』をプッシュしすぎると、『じゃあもし○○が出来なかったらどうするの?』と聞き返された時に返答に窮することになる」って書かれてるものがあって、これは川蝉さんが取り上げてられているのと本質的に同じことじゃないかと。
興味の範囲をある程度絞ること自体は大事だと思うが、あんまり絞りすぎてもいけないよ、みたいな。
そこら辺が徹頭徹尾自己アピールが必要な自己推薦(筑波大でいうAC入試。一般で言うAO入試)と一般推薦入試との大きな差で、ACは大学にとっても一種の賭けみたいなもんだからテーマ絞りまくりの大博打でも乗ってくると思うが、一般推薦の場合はAC入試ほどにその自己アピールに時間を割くわけにはいかない(小論文や平均評定上げるための勉強が必要だし)のだから、あんまり的を絞りすぎるのは危険なんじゃないかね。
ただ、難しいのはどこまでが必要とされる「ある程度の絞り込み」で、どこからが「絞りすぎ」なのかの判断。
まあ、実際のところ高校時代にどんだけ「○○をやるんだ!」と意気込んだところで、大学入って授業を受けてみたら気が変わる、なんてことはざらなのだが。
図書館系を目指してきたはずがシステム屋になってる人なんかたくさんいるし。
逆にそんなに図書館に興味なかったはずがどっぷりつかりはじめたり。
大学入って1年目だけでなく、2年目からだって学年が進む/新しい授業を受ける度に興味の方向はガンガン変化する。


となると「こんなことに興味あります。でもこんなのにもこんなのにも興味あるし、とにかく図書館情報学って面白そうだと思ったんでなんでも興味あります!」みたいなのが無難っちゃあ無難なのか?
・・・うーん、それはそれでつまらんなあ・・・
・・・奥が深いな個人面接・・・
っつーか採点する先生たちが一番大変なんじゃないかねこれ・・・