かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

図書館総合展が楽しそう過ぎる件について


下エントリでも書いたけど、来月の11/7〜9と第9回図書館総合展があるのですよ。


昨年度までは11月の平日なんて空きを作れるはずもない生活*1をしていたので行ってなかったので、min2-flyは今年初参加となります。
さすがに3日連続で出る金はないので2日目・3日目に参加しようかな、と思ってるのですが・・・
あかん、面白そうなフォーラム・プレゼンテーション多すぎ(汗)
いくつか「これは絶対外せないでござる!!!」ってものもあるんだが、それすら一部被ってる(滝汗)


とりあえず現段階で確定は2日目・午前開催の「帝京大学図書館の委託実態 〜組織・人員・コストはどう変わったか〜」
こいつは卒研のからみもあって外すわけにはいかない。
2日目の昼〜午後にかけてはちょっと別件で用事があるのでそっちに参加。


で、第一の難問が・・・2日目午後・後半。
一つ、「これは確実に面白いだろう」って言うのはトムソンサイエンティフィック社の「インパクトファクターを超えて - 研究評価と機関リポジトリ」
トムソンがあらためて「だからインパクトファクターは研究業績評価には使えないよ!」って強調するだろう光景を眺めるだけでも楽しそうなのに、それと機関リポジトリを絡めてくるって言うんだから。
しかも機関リポジトリについて講師をされるのが今年のNIIオープンハウスCSIワークショップ「はじめての機関リポジトリ」信州大学SOARについて講演された岩井雅史さんと来たもんだ。
これは聴きたい。
是非聴きたい。
しかし同刻、別会場で開催される予定なのが科学技術振興機構主催の「日本の学術情報の電子化−絶望の現在と不安な将来」(*pdf注意)。
タイトルだけで「うはwww これはwww」ってなるのに、講師が千葉大学の土屋俊先生ですよ!
これは間違いなくタイトル通りの講演をしてくれるんだろう、と期待絶大。
講演概要の中で「日本語の学術情報の電子化は著しく遅れている上に将来についてもとくに改善が期待できるわけではない」とか書いてあるし。
これはヤバい。
絶対面白い。
どっちともまず間違いなく面白い。
畜生、俺はどっちを聞きに行けば・・・でも早く決めないと定員締め切られる・・・


で、2日目の夕方はプレゼンテーションの「リンクリゾルバシステムWLS(World Library Search)の導入事例の紹介」でしめる感じで。
そのあとNext-Lのオフ会とか行ってきたい。


3日目については第3回DRFワークショップ「日本の機関リポジトリの今2007」を基軸に据えつつ、でも裏番組でも面白そうなことを色々やっているのでそっちも見てみたいし・・・と、これまた悩む感じ。
「Library of the Year 2007」とか絶対やばいことになってるだろうしなあ・・・ぐぬぬぬ、なぜ身体は一つしかないのか・・・


と、まあまるでコミケを目前に控えた泉こなた*2であるかのようにわくわくしながら日々を過ごしてみたり。


惜しむらくは平日開催だから学生の大半は聞きに行けない、ってことだよなー。
実に勿体ない。
興味のある人だったら絶対聴いて損はないのに。
っつーか、むしろ「知識情報・図書館学類」って名乗るくらいだったら図書館総合展と6月のNIIオープンハウスの2つくらいは授業全部休講にしてでも学生参加させた方がいいんじゃないか、とか。
休講は無理でも参加してくれば公欠扱い、とか。
1年生のうちからこういうのにどんどん触れてるときっと4年次にはとんでもないモンスターが出来上がってるぞ、とかなんとか。


目指す方向がある程度見えてた方が基礎をやるにしても身が入るんじゃないかと思うんだがなー・・・
まあ、あんまり学生が大量に参加すると席が足りなくなるからやっぱ休講にはしなくて良い気もするが・・・

*1:1・2年次は授業、3年次は全代会のため

*2:いや、俺自身はコミケ行ったことないけどね