かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

ところでDspaceや


下のエントリを書いてる最中に気づいた不具合・・・というほどでもないけど、微妙な点について。
Phys.rev Lettersのレコードを数えていると、何回数え直しても総レコード数と著者別レコード数の合計が合わないことがあった。
で、画面をよく見てみると・・・



んん?
1-21件と、21-42件って、1件被ってませんかい?


さらに確認。



前ページの最終行に表示されたレコードが次ページの第1行に来るんかいっ!
ロンダルキアへの洞窟かなんかかここはっ*1
全く、わけのわからん仕様を・・・合衆国、っていうかマサチューセッツではこれが普通なのか・・・?*2
まさかつくばリポジトリだけじゃあるまいな、と思って九州大学とかも見てみたが同じ現象を起こしていた。
あと筑波大とかはDspace1.3.2だから、他バージョンでは起こってないのかとも思ったが東北大学(DSpace)とかでも起きたからたぶん一緒なんだな、こりゃ。


具体的になんか障害があるわけではない(レコード数えようとかしない限り気にならない)し、別に困るわけではないのだが・・・なんだかな。
フリーソフトにあんまり贅沢を言っても仕方ないが、ちょっとびっくりした。
っつーか色々事情があってDSpace選んでるところが多いんだろうけど、この件に限らず決して使いやすいプラットフォームじゃねえよな、DSpace・・・
自力で見た目いじくるなり、なんなら東京工業大学みたいに独自でシステム構築したりできたら、そうした方がいいのやも知れん(標準化されてない、って問題もあるか・・・?)


ま、そもそも、機関リポジトリをプラットフォームから使う、ってこと自体がそこまで強く想定されてないのやも知れないが。
とりあえず収録しておいてGoogleやJunii+みたいな横断検索とか、リンクリゾルバとかからひっかかるようにしておけば、さしあたりそれで十分なのやも知れん。


・・・本当に十分かはわからんわけだが・・・

*1:いや、さすがにあそこまで凶悪ではないが

*2:DSpaceはマサチューセッツ工科大学開発のフリーソフト