かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

『情報管理』2008年6月号に・・・


先日のエントリで、Publish or Perishという研究インパクト測定のフリーソフトをを使った場合、国内の図書館情報学関連雑誌で最も影響力(この場合はh-indexとg-index)が高い、と言う結果になった雑誌『情報管理』。
その最新号が、先日発行されていました。


ちなみに最新号でも無料で全文をwebからダウンロードすることができます。
有難い・・・たぶん、そこらへんもPublish or Perishでのインパクトが高いことにつながってるんだろうから戦略としてもありなんだろうけど・・・


さて。
その『情報管理』、2008年6月号に「見晴らしのよい場所からあるべきシステムを考える―デジタルライブラリ,デジタルアーカイブ,機関リポジトリを超えて―」と題した、筑波大学の宇陀則彦先生の論文が掲載されていたのですが。



(http://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/3/51_174/_cit/-char/ja/より部分抜粋)


・・・ちょ、良く見るとうちのブログ引用されてる(汗)*1


ちなみに引用されていたのは以下の記事です。


投稿時期的にまだL-1グランプリの様子を詳細に描写した記事がなかった、ってことなんでしょうが・・・
・・・いや一応真面目に観戦記として執筆しているし、L-1グランプリの紹介記事として評価された、ということで大変光栄ではあるんだけど・・・
いいのかな、紹介先が

いやー、先手Shizukuは卑怯だろ。

大学生と高校生が云々じゃなくて、小野くんは(非公式)図書館情報専門学群プレゼンテーションランキング暫定1位だぞ。


とか、

で、どうやったらShizukuを使って月島雫みたいな女の子に会えるんですか。


とか書いている観戦レビューで(滝汗)
まあ、「期待どおりの盛り上がりを見せ」たことを紹介されているところでの引用なので、このくらいのテンションの記事でちょうど良いと言えばちょうど良い・・・か・・・?


そんな疑問はともかくとして、宇陀先生の論文自体は色々と新しい視点が提供されていて面白いので、興味がおありの方はぜひ読んでみてください。
その次に掲載されている伊藤民雄さんの「オープンアクセスコンテンツを活用する電子リソース検索:実践女子大学図書館が提供するOPACと横断検索」も、青空文庫等のリソースがあわせて探せるOPACで話題になった実践女子大学の例が紹介されていて非常に面白いです。
ちなみにこちらではARGの岡本さんの記事(実践女子大学図書館、OPACの検索対象に「青空文庫」収録作品を追加(2007-09-04) - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版)が引用されていたり。
なんか今回の『情報管理』は「はてな」づいてますな。
その他にもSPARC-JAPANの林さんや東北大附属図書館の加藤さんの書籍紹介など、今回は面白い論文/記事が多いです。


・・・なんか『情報管理』の宣伝みたくなってきましたが・・・
そしてこの引用は実績としてはカウントされないよなぁ、どう考えても・・・いやカウントされてもなんか芸人としての評価みたいでなんかアレだけど(苦笑)

*1:引用番号14番目