かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

印刷業者の選び方・・・コスト重視か融通か


2日間ほど全代会室に泊まりこんで、昨日やっと全代会30周年記念誌の編集が終わりました。
編集員の皆さま、および手伝ってくれた方々、関係教職員の皆さま、ありがとうございました。


編集作業自体は昼前に終わったんだけど、業者への入稿作業で手間取る。
もともと予定していた業者が、繁忙期でこっちだけの対応にはあたれないとかで・・・
まあこちらの注文が遅れたのが一番悪いんだけど、今のままだと納期までには間に合わない可能性が出てきた。


で、対応に苦慮していたところ、たまたま学生部に来ていた出入りの業者さんが捕まったので、そちらに相談したら二つ返事で了解してもらえた。
その日のうちに見積書を提出して、来週中には納品までしてもらえるとのこと。
コストは25%増しくらいかかったんだが・・・決算期に納期が間に合わなくて発行できなくなることを考えたら全然OK、ってことで、予定していた業者を断って出入りの方にお願いすることに。
マジで助かった・・・。2年かかって編集した冊子が発行できなかったりしたらマジで死ぬところだった・・・。


今回の件で学んだが、やっぱ融通のきく出入りの業者の有難みってのはコストに換えきれないものがある。
納期に余裕があったり、正規の日数をかけて問題がないときならネットで見つけた安い業者に頼んだほうがいいんだろうけど、そういうところって得てして特別なお願いの類は聞いてもらえないもの。
「どうしてもこの日程じゃないと無理なんです! お願いします!」ってときには、普段から付き合いのある業者さんに頼むほうが、向こうもこっちの事情を知っていてくれるわけだから、確実なんだよなー。


コストとか納入物の質とかだけじゃ計りきれない、無理を聞いてくれることとかこっちの事情を汲んでくれることが業者選定に及ぼす影響力を痛感した出来事でした。
「そもそも納期に無理を来たすな」って話なんだが・・・冊子だの本の編集作業なんて遅れるのがデフォルトみたいなところがあるんだから、無理を聞いてくれるのに越したことはないでしょうよ。