かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

レズビアンのSEXに関する本を見て子どもが錯乱したとして父親が市に2万ドルを請求

ネタ元はこちら:http://lisnews.org/article.pl?sid=07/04/23/0019247&threshold=-1


"The Whole Lesbian Sex Book."という本をオクラホマ市の公共図書館で見た14歳と16歳の少年が睡眠障害になったとかで、父親のEarl Adamsさんが市に2万ドル(子ども一人に付き1万ドル)を請求した、という話。
ついでに図書館のディレクターを解雇するようにも求めているとか。
図書館側は法的になんの問題もないとして、「金目当てなんじゃないのか」と主張している。


いやあ・・・毎度毎度、LISNewsは笑わせてくれるネタを提供してくれるが、今回のも秀逸。
いや、笑っちゃいけないんだろうけど、14とか16のガキがレズビアンセックス大全を見て眠れなくなったって言われてもなあ・・・
そりゃ違う意味で眠れないだけだろ、とツッコミたくて仕方ない。
もし金目当てとかじゃなくてガチで訴えてるんだとしたら、アメリカというか、オクラホマというのは純情な街なんだなあ、と認識を新たにせにゃあならんところだが・・・
オクラホマミキサーとかあるくらいだし、女の子と手をつなぐだけでドキドキするような古式ゆかしい文化がいまだ健在なんだろうか?


もっとも、"The Whole Lesbian Sex Book."の内容がとんでもない、という説も捨て切ることはできないが。
攻殻機動隊」の中でバトーさんがレズビアンのセックスをさして「なめくじの交尾か」と言い放って、それについて士郎正宗が欄外で「なめくじのセックスの官能的な美しさはヤバい」みたいなことを書いていたが、それに似ているというレズビアンのセックスのあれこれが10代の少年の心に並々ならぬ衝撃を・・・
・・・与えうる、か??
バトーは実際に感覚を味わったもんだから気持ち悪げにしてたが、別に本を見た程度でどうこうなるもんでもないと思うんだがなあ・・・
感性がよほど繊細だったか、もしくはやっぱり金目当て、なのかねえ・・・?


っつーかこんなことで親父が実名報道されるほうがよほど少年の心を傷つけるんじゃないかとか思うんだがどうなんだろうな。