『大学の図書館』最新号にProject Shizuku開発秘話掲載
明日の演習の調査のために*1行った図書館で、ついでに『大学の図書館』最新号を読んでいたのですが。
一件、どう見ても人名ではない著者表示があることは華麗にスルーして。*2
「特集:図書館の若い力」ということで、Project Shizuku*3の2人(小野、矢ヶ部)による記事も*4。
「2人による」って提出日前にid:yhwhが四苦八苦してたの知ってるんであれですが・・・「おおー、ちゃんと掲載されたんだー」と思い早速精読。
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2007年2月某日、つくば市にある某居酒屋チェーンの隅で、2人の男が熱く議論をしていた。後のShizuku開発代表者である小野永貴と、彼に呼び出された常川真央である。小野は開口一番に言った。「俺たちの力で、新しい図書館情報システムを作り上げようじゃないか」、と。
図書館のことは良く知らないが―そう前置きして小野は言った。「利用者として今の図書館システムには不満があるんだ」、と。
「新しい図書館情報システムを提案することから図書館の世界を活性化していきたい」 小野のこの言葉が、常川の心を動かす決め手となった。
(以上すべて 矢ヶ部光, 小野永貴. 特集:図書館の若き力, Project Shizuku〜大学生による図書館情報システムへの挑戦〜. 大学の図書館. 2008, vol.27, no.4, p.59-61. からの引用。太字はmin2-flyによる)
・・・えーと。
なにこのプロジェクトX。
ていうか標題のつけ方といい、絶対意識してるだろこの文章。
はじまりはある日いきなり呼び出されて〜ってのは実際に聞いたことあったが、この文体で書かれたものをあらためて読むと不覚にも感動してしまった・・・熱い、熱いよProject Shizuku・・・最近涙腺ゆるんでるんだからこういうのはやめてくれよ・・・
そんなこんなで、『大学の図書館』の記事なので長さはそれほどでもありませんが、興味の湧いた方はぜひお近くの図書館等で読んでみて下さい。
もちろん同号掲載の図書館退屈男さんの記事の方も、「猫の司書さん」の本質的な部分をとらえた素晴らしい内容となっているのでこれも興味のある方はぜひご一読をー。
しかし、『大学の図書館』の方でも触れられていたけどShizukuの面々は早い人はもう今週から卒論の着手発表か・・・Shizukuと両立大変そうだなー・・・
でも若いから頑張れ!(1歳しか違わない事実には全力で目を瞑る)