研究者名を入力するとh-indexなどの各指標を計算してくれるフリーソフト"Publish or Perish"
h-indexについては以下の記事なども参照:
- SPARC Japan連続セミナー2007 第1回:「計量書誌学からジャーナル・論文のパフォーマンスを測る-2-」 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか
- Hatena-Index - かたつむりは電子図書館の夢をみるか
ゼミで最近読んだ面白い論文等について発表する機会があり、その絡みでいろいろ見て回っているうちに面白いフリーソフトを発見*1。
その名もずばり"Publish or Perish"(発表するか、死か)と言うことで、ダウンロード・インストールしてから研究者の氏名をウィンドウに入力すると、Google Scholarの引用データなどを分析してその著者個人に関する各種の計量書誌学的指標(論文発表数、総被引用数や平均被引用数、年ごとの平均被引用数、h-indexなどなど・・・)を計算して出してくれます。
名寄せの問題とか色々あるのできちんとした数値を出すにはちゃんとヘルプを読む必要がありますが、日本語の検索にも対応しているし色々遊んでみるには面白いかも。
著者個人の他にも雑誌のインパクトやなんかも算出できるようで実におもしろげです。
計量書誌学などに興味がある人や、Google Scholar上での自分の研究インパクトが知りたい方などはぜひ使ってみると良いのではないかとー(自分もまだちょっと触った程度、ですが)。
・・・それにしても、常々主張しているけれど、こういうとき典拠コントロールの容易な名前の人はいいよね・・・すぐに自分が検索出来て・・・
自分のようにどこにでもいる姓・名の人間はもはや氏名による検索とかはあきらめているわけですが。
マジで典拠コントロール用にidを使いたいもんだが・・・メアドくらいはOKでも、さすがに投稿時に勝手にミドルネームに変な言葉入れたりは出来ないよなあ・・・